特許
J-GLOBAL ID:200903006423037770

蒸気タービン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 篠部 正治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-002806
公開番号(公開出願番号):特開2002-206405
出願日: 2001年01月10日
公開日(公表日): 2002年07月26日
要約:
【要約】【課題】静翼ホルダの保守間隔を延長できる蒸気タービンを提供する。【解決手段】蒸気タービン1は、動翼61の外周部と対向し合って蒸気99のシール部が形成される内周部に、耐食性金属層用の開先部21が形成された静翼ホルダ2を用いる。開先部21は耐食性金属層3の層厚に相当する部位の深さが一様なほぼU字状の断面形状を有し、このU字の両辺に対応する両端部のそれぞれは外側に開く傾斜角を持つ。耐食性金属層3はステンレス鋼材の金属層であり、開先部21にステンレス鋼の肉盛り溶接用の溶接棒を用いた肉盛り溶接法で、多層溶接法により形成される。なお開先部21の両端部の前記傾斜角はこの溶接棒の保持角度と同等値に設定されている。耐食性金属層3の形成後、その内周部側に凹溝31(深さ寸法は2mm前後)を従来例と同一の断面形状・寸法・個数等により形成し、各凹溝31にはシール体4を従来例と同様に装着する。
請求項(抜粋):
環状翼列をなす静翼とこの静翼と組み合わされ蒸気の通流方向に関して静翼の下流側に環状翼列をなして配設された動翼とでなる翼段落が,蒸気の通流方向に沿って多段に備えられた蒸気タービンであって、翼段落の前記静翼をその基部で保持すると共に,この翼段落に属する前記動翼の外周部と対向し合う部位に蒸気に対するシール体が取り付けられた静翼ホルダーを備える蒸気タービンにおいて、前記静翼ホルダーは前記シール体が取り付けられる部位に耐食性金属材を用いた耐食性金属層を有し、この耐食性金属層はシール体の静翼ホルダーに固定する部位を埋設するのに充分で,しかもほぼ均等な厚さの層厚を持つことを特徴とする蒸気タービン。
Fターム (2件):
3G002HA04 ,  3G002HA10
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 特開昭57-130775
  • 特開昭57-130775
  • 特開昭57-130775
全件表示

前のページに戻る