特許
J-GLOBAL ID:200903006466056735

密輸品についての物体の放射線走査

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 平木 祐輔 ,  関谷 三男 ,  渡辺 敏章
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-523313
公開番号(公開出願番号):特表2005-534009
出願日: 2003年07月23日
公開日(公表日): 2005年11月10日
要約:
第1の経路に沿ってユニットを通過する、貨物専用コンテナや荷物などの物体内の銃、爆発物、非合法ドラッグなどの密輸品を識別する走査ユニット(10)は、第1の経路を横切り部分的に第1の経路の周りを延びる第2の経路に沿って移動可能な少なくとも1つの放射線源(16)を含む。第1の経路を横切る固定検出器(20)も、部分的に第1の経路の周りを延びており、走査時に物体を透過した放射線を検出するように位置させられている。一例では、各々が放射線のコーン・ビームを透過する複数の可動X線源(16a〜16f)は、第1の経路に垂直な半円形のレール(18)によって支持される。この例では、検出器は、複数の二次元検出器を含む検出器アレイであってよく、やはり半円形であり、経路に垂直である。ファン・ビームを使用してもよい。放射線画像を得て、かつ/またはコンピュータ断層撮影(「CT」)画像を得ることができる。密輸品があるかどうか画像を分析することができる。エネルギー検知検出器(60)を設けてもよい。各線源がそれぞれの異なるエネルギー分布の放射線を放出するか、または各線源が様々なエネルギー分布の放射線を選択的に放出することができる。それぞれの異なるエネルギー分布における物体のボクセルから得られたデータを処理して、ボクセルの物質内容を判定することができる。このデータに基づく画像を放射線画像またはCT画像と融合し、物体内の領域のサイズ、形状、および物質内容に基づく密輸品の識別を容易にすることができる。
請求項(抜粋):
物体の内容を調べる走査ユニットであって、 物体を運ぶための、走査ユニット内の第1の経路と、 第1の経路を横切り、部分的に第1の経路の周りを延びる第1の領域内にある第2の経路を横切って移動可能である、少なくとも1つの放射線源と、 部分的に第1の経路の周りを延びる第2の領域内に設けられ、走査中に物体を透過した放射線を検出するように位置させられた固定検出器とを含む走査ユニット。
IPC (1件):
G01N23/04
FI (1件):
G01N23/04
Fターム (17件):
2G001AA01 ,  2G001BA11 ,  2G001CA01 ,  2G001DA02 ,  2G001DA06 ,  2G001FA06 ,  2G001GA07 ,  2G001HA08 ,  2G001HA13 ,  2G001HA14 ,  2G001JA06 ,  2G001JA13 ,  2G001KA06 ,  2G001LA10 ,  2G001LA20 ,  2G001PA01 ,  2G001PA11
引用特許:
審査官引用 (6件)
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