特許
J-GLOBAL ID:200903006498167806

反射率向上複合層を有するリフレクタ及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-172044
公開番号(公開出願番号):特開平10-068805
出願日: 1997年06月27日
公開日(公表日): 1998年03月10日
要約:
【要約】【課題】 反射率向上複合層を有するリフレクタを好適なコストで製造する。【解決手段】 リフレクタは、そのボディの上に反射表面層としての反射率向上複合層を備えている。複合層は外側層(HI層)とその下のLI層とを有している。HI層は反射すべき放射線の方を向いていて屈折率n2を有し、LI層はリフレクタ・ボディと外側層との間にあって屈折率n1を有する。屈折率n1は屈折率n2よりも低く、両層はλ/4の層である。HI層はゾル/ゲル層である。LI層の光学的層厚dopt,1、及び、HI層の光学的層厚dopt,2は、次式[dopt,i=dini=liλ/4±20nm(i=1または2)]で表される。d1はLI層の厚さ(nm)、d2はHI層の厚さ(nm)、λはリフレクタ表面に当たる光線の平均波長(nm)、l1、l2は奇数の自然数である。LI層は、陽極酸化によって形成される酸化アルミニウムのバリア層、又は、ゾル/ゲル層である。
請求項(抜粋):
リフレクタ・ボディの上に反射表面層として設けられている反射率向上複合層を備えており、該複合層は、反射すべき放射線の方を向いていて屈折率n2を有している外側層(HI層)と、前記リフレクタ・ボディと前記外側層との間に設けられていて屈折率n1を有しているLI層とを有しており、前記屈折率n1は前記屈折率n2よりも低く、LI層及びHI層はλ/4の層であるリフレクタであって、前記HI層は、ゾル/ゲル層であって、前記LI層の光学的層厚dopt,1、及び、前記HI層の光学的層厚dopt,2は、dopt,i=dini=liλ/4±20nm(i=1または2)で表され、上式において、d1は、前記LI層の厚さ(nm)を表し、d2は、前記HI層の厚さ(nm)を表し、λは、前記リフレクタ表面に当たる光線の平均波長(nm)を表し、l1、l2は、奇数の自然数を表すことを特徴とするリフレクタ。
FI (2件):
G02B 5/08 A ,  G02B 5/08 C
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (1件)
  • 特開昭61-028903

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