特許
J-GLOBAL ID:200903006740706504

タンパク質の配向制御固定化に適したタンパク質

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 平木 祐輔 ,  石井 貞次 ,  藤田 節 ,  田中 夏夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-057791
公開番号(公開出願番号):特開2008-115151
出願日: 2007年03月07日
公開日(公表日): 2008年05月22日
要約:
【課題】タンパク質をカルボキシ末端を介して特異的且つ効率よく固定化担体に結合させること行わせることができるアミノ酸配列を有する新規なタンパク質を提供する。【解決手段】一般式 R1-R2-R3-R4-R5で表されるアミノ酸配列[R1は、リジン残基及びシステイン残基を含まない固定化対象タンパク質の配列;R2部分は存在する場合、リジン及びシステイン残基以外のアミノ酸残基により構成されるスペーサー配列;R3部分の配列はシステイン-X(Xは、リジン及びシステイン以外のアミノ酸残基)で表される配列;R4部分は、存在する場合はリジン残基及びシステイン残基を含まない配列であり、上記一般式 からなるタンパク質全体の等電点を酸性側にし得る酸性アミノ酸残基を含む;そしてR5部分の配列はタンパク質を精製するためのアフィニティータグ配列である]からなるタンパク質であって、R1-R2で表される部分を固定化担体に固定化するために用いるタンパク質。【選択図】なし
請求項(抜粋):
一般式 R1-R2-R3-R4-R5で表されるアミノ酸配列 [式中、配列は、アミノ末端側からカルボキシ末端側に向かう配列を示し、 R1部分の配列は、固定化対象タンパク質の配列であり、リジン残基及びシステイン残基を含まないことを特徴とする配列であり; R2部分の配列は存在しなくてもよく、存在する場合はリジン及びシステイン残基以外のアミノ酸残基により構成されるスペーサー配列であり; R3部分の配列はシステイン-X(Xは、リジン及びシステイン以外のアミノ酸残基)で表される2残基のアミノ酸で構成される配列であり; R4部分の配列は存在しなくてもよく、存在する場合はリジン残基及びシステイン残基を含まない配列であり、一般式 R1-R2-R3-R4-R5で表されるアミノ酸配列からなるタンパク質全体の等電点を酸性側にし得る酸性アミノ酸残基を含むことを特徴とする配列であり;そして R5部分の配列はタンパク質を精製するためのアフィニティータグ配列である] からなるタンパク質であって、R1-R2で表される部分を固定化担体に固定化するために用いるタンパク質。
IPC (2件):
C07K 14/00 ,  C12N 15/09
FI (2件):
C07K14/00 ,  C12N15/00 A
Fターム (14件):
4B024AA20 ,  4B024BA80 ,  4B024CA04 ,  4B024DA05 ,  4B024DA11 ,  4B024EA04 ,  4B024GA11 ,  4B024HA01 ,  4H045AA10 ,  4H045AA20 ,  4H045AA30 ,  4H045BA10 ,  4H045FA72 ,  4H045FA74
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (2件)
引用文献:
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