特許
J-GLOBAL ID：200903033034333581

配向制御したタンパク質の固定化方法およびそれを利用したタンパク質の整列固定化方法

発明者：
巖倉 正寛

巖倉 正寛 について

, 
広田 潔憲

広田 潔憲 について


出願人/特許権者：
独立行政法人産業技術総合研究所

独立行政法人産業技術総合研究所 について


公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2002-148950
公開番号（公開出願番号）：特開2003-344396
出願日： 2002年05月23日
公開日（公表日）： 2003年12月03日
要約：
【要約】【課題】 カルボキシ末端だけで固定化された固定化タンパク質の効率的作製方法の提供。【解決手段】 一般式(1)NH2-R1-COOH (1)で示されるタンパク質を固定化担体に固定する方法であって、一般式(2)NH2-R1-CONH-R2-CO-NH-CH(CH2-SH)-CO-NH-R3-COOH (2)で示されるスルフヒドリル基を有するタンパク質を作製し、これを一般式(3)NH2-Y (3)で示される固定化担体に中性条件下にイオン相互作用により吸着固定させ、さらにシアノ化試薬により、一般式(3)で示される固定化担体に吸着させた一般式(2)で示されるタンパク質中のシステイン残基のスルフヒドリル基をシアノ化しシアノシステイン残基に変換させることにより、一般式(4)NH2-R1-CO-NH-R2-CO-NH-Y (4)で示される固定化タンパク質を作製する方法[上記式中、R1およびR2は任意のアミノ酸配列、R3は中性付近で強く負に荷電し、かつNH2-R1-CONH-R2-CO-NH-CH(CH2-SH)-CO-NH-R3-COOHの等電点を酸性にし得るアミノ酸配列、Yは任意の固定化担体を表す]。
請求項（抜粋）：
一般式 (6) NH2-R1-CONH-R2-CO-NH-CH(CH2-SH)-CO-NH-R3-COOH(-)--(+)NH2-Y (6)で示されるスルフヒドリル基を有するタンパク質を吸着固定化した担体[上記式中、R1およびR2は任意のアミノ酸配列、R3は中性付近で強く負に荷電し、かつNH2-R1-CONH-R2-CO-NH-CH(CH2-SH)-CO-NH-R3-COOHの等電点を酸性にし得るアミノ酸配列、Yは任意の固定化担体、(-)--(+)はイオン結合で吸着結合している状態を表す]。
IPC (4件)：
G01N 33/53 ,  C07K 17/00 ZNA ,  C12N 11/00 ,  G01N 37/00 102
FI (4件)：
G01N 33/53 D ,  C07K 17/00 ZNA ,  C12N 11/00 ,  G01N 37/00 102
Fターム (23件)：
4B033NA01 ,  4B033NA22 ,  4B033NA23 ,  4B033NA26 ,  4B033NA42 ,  4B033NB33 ,  4B033NB40 ,  4B033NB62 ,  4B033NB63 ,  4B033NC03 ,  4B033NC04 ,  4B033NC13 ,  4B033ND05 ,  4H045AA10 ,  4H045AA20 ,  4H045BA10 ,  4H045BA62 ,  4H045DA89 ,  4H045EA50 ,  4H045FA51 ,  4H045FA53 ,  4H045FA81 ,  4H045FA82
引用特許：
審査官引用 (3件)

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