特許
J-GLOBAL ID:200903006831027898

曲げ加工性が良好な溶融めっきステンレス鋼およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田村 弘明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-132285
公開番号(公開出願番号):特開平8-325691
出願日: 1995年05月30日
公開日(公表日): 1996年12月10日
要約:
【要約】【目的】 曲げ加工性が良好な溶融めっきフェライト系ステンレス鋼を製造する。【構成】 重量%でC:0.08%以下、Si:1%以下、Mn:1%以下、Cr:10〜25%、Nb:1.5%以下、N:0.03%以下、必要に応じてMo:2.5%以下およびCu:0.5%以下の1種または2種を含み、残部が不可避不純物からなるフェライト系ステンレス鋼にAl,Znあるいはそれらの合金が主成分である金属溶融めっきを施した後、母材ステンレス鋼の結晶粒度番号が7.5番以上であるか、その製造工程において、めっき原板の冷延後の焼鈍を再結晶温度以上1000°C以下で5分以下の保定とする。【効果】 従来、高価な溶融めっきオーステナイト系ステンレス鋼を使用せざるを得なかったが、本発明により、曲げ加工に優れた溶融めっきフェライト系ステンレス鋼の製造が安定して可能になった。
請求項(抜粋):
重量%で、C :0.08%以下、Si:1.0%以下、Mn:1.0%以下、Cr:10〜25%、Nb:1.5%以下、N :0.03%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなるフェライト系ステンレス鋼をめっき原板とし、その表面にZnあるいはAlを主成分とする溶融めっきを施した溶融めっきステンレス鋼の、めっき後の原板の結晶粒度番号が7.5番以上であることを特徴とする曲げ加工性が良好な溶融めっきステンレス鋼。
IPC (6件):
C23C 2/02 ,  C21D 9/46 ,  C22C 38/00 302 ,  C22C 38/26 ,  C23C 2/06 ,  C23C 2/12
FI (6件):
C23C 2/02 ,  C21D 9/46 R ,  C22C 38/00 302 Z ,  C22C 38/26 ,  C23C 2/06 ,  C23C 2/12
引用特許:
審査官引用 (7件)
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