特許
J-GLOBAL ID:200903006843652208

車両制動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-038068
公開番号(公開出願番号):特開平10-230838
出願日: 1997年02月21日
公開日(公表日): 1998年09月02日
要約:
【要約】【課題】 緩制動のABS制御で走行フィーリングの低下や騒音を防止する。【解決手段】 ブレーキペダルの踏み込みで車輪が過剰なスリップに向かうとABS制御に入る。ABS制御の減圧モードに入ると、マスターシリンダ圧の参照によりコントロール領域に入っていれば緩制動であると判断し(S150で「YES」)、パルス増圧モードに移った際にパルス数が3〜7の間で(S170で「YES」)油圧停止モード開始時マスターシリンダ圧PMCINTの値を記憶して油圧停止モードに入り、ABS制御による通常のW/C油圧の調整を停止する(S180)。このように緩制動時では適度なW/C油圧に維持しているため、急制動時と同じ油圧調整が行われることはないので、運転フィーリングが改善されることと、W/C油圧が振動的な変動を起こさないので制動力の変動に伴う車両が前後に振動することがなく、制動時に不快感を生じさせない。
請求項(抜粋):
車両の制動時に、所定以上の車輪スリップを検出した場合に開始され、車輪に加わるブレーキ力を調整して、路面状況に応じた高い減速を車両に生じさせるブレーキ力制御を実行する制動制御装置であって、運転者の制動操作を検出する制動操作検出手段と、前記制動操作検出手段の検出結果に基づいて、運転者が緩い制動操作をしているか否かを判定する緩制動判定手段と、前記ブレーキ力制御中に、前記緩制動判定手段にて運転者が緩い制動操作をしていると判定された場合には、ブレーキ力の調整を停止して一定のブレーキ力を維持するブレーキ力調整停止手段と、を備えたことを特徴とする車両制動制御装置。
引用特許:
出願人引用 (6件)
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