特許
J-GLOBAL ID:200903006876201740
N-アシルアミノ-アミドファミリーの新規な化合物、それを含有する組成物及び用途
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
園田 吉隆 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-501929
公開番号(公開出願番号):特表2003-535872
出願日: 2001年05月21日
公開日(公表日): 2003年12月02日
要約:
【要約】本発明は、N-アシルアミノ-アミドファミリーの新規な化合物、それらを含有する組成物、特に化粧品用又は製薬用組成物、及び時間生物学的か又は光誘発かにかかわらず、体又は顔の皮膚加齢、特に皮膚の弾性の低減及び/又は組織構造中のコラーゲンの劣化に起因する皮膚加齢を処置するためのそれらの用途に関する。
請求項(抜粋):
次の式(I):[上式中:- Y基はO又はSを表し、- R1基は: - (i)水素原子; - (ii)-OH;-OR;-O-COR;-SH;-SR;-S-COR;-NH2;-NHR;-NRR':-NH-COR;-Hal(ハロゲン);-CN;-COOR;-COR;-P(O)-(OR)2;-SO2-ORから選択される同一又は異なっていてもよい1〜5の基で置換されていてもよい、1〜18の炭素原子を有する直鎖状、分枝状又は環状で飽和又は不飽和の炭化水素ベース基で;R及びR'が互いに独立して、ハロゲン化、もしくはペルハロゲン化さえされていてもよい、1〜6の炭素原子を有する直鎖状、分枝状又は環状で飽和又は不飽和の炭化水素ベース基を表し、 前記R及びR'基は、-OH;-OR'';-O-COR'';-SH;-SR'';-S-COR'';-NH2;-NHR'':-NH-COR'';-Hal(ハロゲン);-CN;-COOR'';-COR''から選択される同一又は異なっていてもよい1〜5の基で置換されていてもよく、及び/又は環にO、N及び/又はSから選択される少なくとも一のヘテロ原子をさらに含有していてもよい5又は6員の炭素ベース環を、Nと共同して形成可能であり;ここで該R''がハロゲン化、もしくはペルハロゲン化さえされていてもよい、1〜6の炭素原子を有する直鎖状、分枝状又は環状で飽和又は不飽和の炭化水素ベース基を表すもの; - (iii)-OR;-NH2;-NHR;-NRR':-NH-COR;-COOR;-COR基から選択される基で;R及びR'が互いに独立して、ハロゲン化、もしくはペルハロゲン化さえされていてもよい、1〜6の炭素原子を有する直鎖状、分枝状又は環状で飽和又は不飽和の炭化水素ベース基を表し; 前記R及びR'基は、-OH;-OR'';-O-COR'';-SH;-SR'';-S-COR'';-NH2;-NHR'':-NH-COR'';-Hal(ハロゲン);-CN;-COOR'';-COR''から選択される同一又は異なっていてもよい1〜5の基で置換されていてもよく、及び/又は環にO、N及び/又はSから選択される少なくとも一のヘテロ原子をさらに含有していてもよい5又は6員の炭素ベース環を、Nと共同して形成可能であり;ここで該R''がハロゲン化、もしくはペルハロゲン化さえされていてもよい、1〜6の炭素原子を有する直鎖状、分枝状又は環状で飽和又は不飽和の炭化水素ベース基を表すもの;を表し;- R2基は、-OH;-OR;-O-COR;-SH;-SR;-S-COR;-NH2;-NHR;-NRR':-NH-COR;-Hal(ハロゲン);-CN;-COOR;-CORから選択される同一又は異なっていてもよい1〜5の基で置換されていてもよい、1〜18の炭素原子を有する直鎖状、分枝状又は環状で飽和又は不飽和の炭化水素ベース基を表し;ここでR及びR'は互いに独立して、ハロゲン化、もしくはペルハロゲン化さえされていてもよい、1〜6の炭素原子を有する直鎖状、分枝状又は環状で飽和又は不飽和の炭化水素ベース基を表し、 前記R及びR'基は、-OH;-OR'';-O-COR'';-SH;-SR'';-S-COR'';-NH2;-NHR'';-NH-COR'';-Hal(ハロゲン);-CN;-COOR'';-COR''から選択される同一又は異なっていてもよい1〜5の基で置換されていてもよく、及び/又は環にO、N及び/又はSから選択される少なくとも一のヘテロ原子をさらに含有していてもよい5又は6員の炭素ベース環を、Nと共同して形成可能であり;ここで該R''はハロゲン化、もしくはペルハロゲン化さえされていてもよい、1〜6の炭素原子を有する直鎖状、分枝状又は環状で飽和又は不飽和の炭化水素ベース基を表し;- R3基は次の式(II)又は(III): (II) -A-C6H(5-y)-By (III) -C6H(5-y')-By'から選択される基を表し、ここで: - yは0〜5の整数であり、y'は1〜5の整数であり; - Aは-OH;-OR;-O-COR;-SH;-SR;-S-COR;-NH2;-NHR;-NRR':-NH-COR;-Hal(ハロゲン、さらにはペルハロゲン);-CN;-COOR;-COR;-NO2;-SO2-ORから選択される同一又は異なっていてもよい1〜5の基で置換されていてもよい、1〜18の炭素原子を有する直鎖状又は分枝状で飽和又は不飽和の二価の炭化水素ベース基であり; ここでR及びR'は互いに独立して、ハロゲン化、もしくはペルハロゲン化さえされていてもよい、1〜6の炭素原子を有する直鎖状、分枝状又は環状で飽和又は不飽和の炭化水素ベース基を表し、 前記R及びR'基は、-OH;-OR'';-O-COR'';-SH;-SR'';-S-COR'';-NH2;-NHR'';-NH-COR'';-Hal(ハロゲン);-CN;-COOR'';-COR''から選択される同一又は異なっていてもよい1〜5の基で置換されていてもよく、及び/又は環にO、N及び/又はSから選択される少なくとも一のヘテロ原子をさらに含有していてもよい5又は6員の炭素ベース環を、Nと共同して形成可能であり;ここで該R''はハロゲン化、もしくはペルハロゲン化さえされていてもよい、1〜6の炭素原子を有する直鎖状、分枝状又は環状で飽和又は不飽和の炭化水素ベース基を表し; - Bは-OH;-OR;-O-COR;-SH;-SR;-S-COR;-NH2;-NHR;-NRR':-NH-COR;-ハロゲン;-CN;-COOR;-COR;-NO2;-SO2-ORから選択される同一又は異なっていてもよい少なくとも一の基を表すか、又は-OH;-OR;-O-COR;-SH;-SR;-S-COR;-NH2;-NHR;-NRR':-NH-COR;-Hal(ハロゲン、さらにはペルハロゲン);-CN;-COOR;-COR;-NO2;-SO2-ORから選択される同一又は異なっていてもよい1〜5の基で置換されていてもよい、1〜18の炭素原子を有する直鎖状又は分枝状で飽和又は不飽和の炭化水素ベース基を表し; ここでR及びR'は互いに独立して、ハロゲン化、もしくはペルハロゲン化さえされていてもよい、1〜6の炭素原子を有する直鎖状、分枝状又は環状で飽和又は不飽和の炭化水素ベース基を表し、 前記R及びR'基は、-OH;-OR'';-O-COR'';-SH;-SR'';-S-COR'';-NH2;-NHR'';-NH-COR'';-Hal(ハロゲン);-CN;-COOR'';-COR''から選択される同一又は異なっていてもよい1〜5の基で置換されていてもよく、及び/又は環にO、N及び/又はSから選択される少なくとも一のヘテロ原子をさらに含有していてもよい5又は6員の炭素ベース環を、Nと共同して形成可能であり;ここで該R''はハロゲン化、もしくはペルハロゲン化さえされていてもよい、1〜6の炭素原子を有する直鎖状、分枝状又は環状で飽和又は不飽和の炭化水素ベース基を表し;- X基は、-OH、-OR4、-NH2、-NHR4、-NR4R5、-SR4、-COOR4及び-COR4から選択される基を表し; ここでR4及びR5は互いに独立して、-OH;-OR;-O-COR;-SH;-SR;-S-COR;-NH2;-NHR;-NRR';-NH-COR;-Hal(ハロゲン、さらにはペルハロゲン);-CN;-COOR;-CORから選択される同一又は異なっていてもよい1〜5の基で置換されていてもよい、1〜6の炭素原子を有する直鎖状、分枝状又は環状で飽和又は不飽和の炭化水素ベース基を表し;R及びR'は互いに独立して、ハロゲン化、もしくはペルハロゲン化さえされていてもよい、1〜6の炭素原子を有する直鎖状、分枝状又は環状で飽和又は不飽和の炭化水素ベース基を表し、前記該R及びR'基は、-OH;-OR'';-O-COR'';-SH;-SR'';-S-COR'';-NH2;-NHR'';-NH-COR'';-Hal(ハロゲン);-CN;-COOR'';-COR''から選択される同一又は異なっていてもよい1〜5の基で置換されていてもよく、及び/又は環にO、N及び/又はSから選択される少なくとも一のヘテロ原子をさらに含有していてもよい5又は6員の炭素ベース環を、Nと共同して形成可能であり;ここで該R''はハロゲン化、もしくはペルハロゲン化さえされていてもよい、1〜6の炭素原子を有する直鎖状、分枝状又は環状で飽和又は不飽和の炭化水素ベース基を表し; 前記R4及びR5基は、-OH;-OR'';-O-COR'';-SH;-SR'';-S-COR'';-NH2;-NHR'';-NH-COR'';-Hal(ハロゲン);-CN;-COOR'';-COR''から選択される同一又は異なっていてもよい1〜5の基で置換されていてもよく、及び/又は環にO、N及び/又はSから選択される少なくとも一のヘテロ原子をさらに含有していてもよい5又は6員の炭素ベース環を、Nと共同して形成可能であり;ここで該R''はハロゲン化、もしくはペルハロゲン化さえされていてもよい、1〜6の炭素原子を有する直鎖状、分枝状又は環状で飽和又は不飽和の炭化水素ベース基を表す]の化合物、その無機酸又は有機酸の塩、及び単離形態又はラセミ混合物としてのその光学異性体で、 次の誘導体:- N-アセチルグリシル-N-(ベンジル)-DL-バリルグリシン-tert-ブチルエステル;- N-アセチルグリシル-N-(2-ニトロベンジル)-DL-バリルグリシン-tert-ブチルエステル;- N-アセチルグリシル-N-(2,4-ジメチルオキシベンジル)-DL-バリルグリシン-tert-ブチルエステル;を除く化合物。
IPC (19件):
C07K 5/062
, A61K 7/00
, A61K 7/031
, A61K 7/032
, A61K 7/035
, A61K 7/06
, A61K 7/16
, A61K 7/42
, A61K 7/48
, A61K 7/50
, A61K 38/00
, A61P 1/02
, A61P 17/14
, A61P 17/16
, A61P 19/04
, A61P 29/00
, A61P 39/00
, A61P 39/06
, A61P 43/00 111
FI (22件):
C07K 5/062
, A61K 7/00 C
, A61K 7/00 N
, A61K 7/00 R
, A61K 7/00 W
, A61K 7/031
, A61K 7/032
, A61K 7/035
, A61K 7/06
, A61K 7/16
, A61K 7/42
, A61K 7/48
, A61K 7/50
, A61P 1/02
, A61P 17/14
, A61P 17/16
, A61P 19/04
, A61P 29/00
, A61P 39/00
, A61P 39/06
, A61P 43/00 111
, A61K 37/02
Fターム (71件):
4C083AA082
, 4C083AB032
, 4C083AC012
, 4C083AC072
, 4C083AC102
, 4C083AC122
, 4C083AC182
, 4C083AC242
, 4C083AC342
, 4C083AC392
, 4C083AC422
, 4C083AC442
, 4C083AC642
, 4C083AD042
, 4C083AD092
, 4C083AD411
, 4C083AD412
, 4C083BB47
, 4C083BB48
, 4C083CC02
, 4C083CC05
, 4C083CC11
, 4C083CC12
, 4C083CC13
, 4C083CC14
, 4C083CC19
, 4C083CC23
, 4C083CC31
, 4C083CC37
, 4C083CC41
, 4C083DD31
, 4C083DD33
, 4C083DD41
, 4C083EE06
, 4C083EE07
, 4C083EE12
, 4C083EE13
, 4C083EE17
, 4C083EE22
, 4C083EE28
, 4C083EE29
, 4C083FF01
, 4C084AA02
, 4C084AA03
, 4C084BA01
, 4C084BA09
, 4C084BA14
, 4C084BA31
, 4C084CA59
, 4C084DC32
, 4C084MA02
, 4C084MA05
, 4C084MA28
, 4C084MA63
, 4C084NA14
, 4C084ZA89
, 4C084ZA92
, 4C084ZB11
, 4C084ZC20
, 4C084ZC21
, 4C084ZC37
, 4H045AA10
, 4H045AA20
, 4H045AA30
, 4H045BA11
, 4H045BA50
, 4H045EA20
, 4H045FA10
, 4H045GA01
, 4H045GA21
, 4H045HA32
引用特許:
出願人引用 (2件)
-
ピペラジン誘導体
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-293388
出願人:藤沢薬品工業株式会社
-
特許第1415229号
審査官引用 (2件)
-
ピペラジン誘導体
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-293388
出願人:藤沢薬品工業株式会社
-
特許第1415229号
引用文献: