特許
J-GLOBAL ID:200903006928891260

ジルコニア酸素センサの活性化処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-349589
公開番号(公開出願番号):特開平6-265522
出願日: 1993年12月29日
公開日(公表日): 1994年09月22日
要約:
【要約】【目的】 センサ素子にブラックニング等の物理的な構造変化を発生させることなく、ジルコニア酸素センサを活性化させる処理方法を提供する。【構成】 センサの一対の電極間に、温度範囲500°C〜800°Cの条件下で、センサの電極-ジルコニア界面での酸素分圧値がジルコニアがブラックニングを生じることのない限界酸素分圧値(10-34 atm)以上にな処理電圧を、交番に印加することによって、ジルコニア酸素センサの活性化処理を行なう。この結果、センサに流れる処理電流を常に限界電流以下に制限することができ、ジルコニア素子にブラックニングを発生させることなくセンサを活性化させることができる。また、内燃機関の空燃比制御装置等において、制御の実行中又は実行前後に、センサを活性化処理することにより、センサを常に活性化させることもできる。
請求項(抜粋):
ジルコニアからなる板状の酸素イオン伝導性固体電解質の両面に少なくとも一対の多孔質電極を形成してなるセンサ素子を備えたジルコニア酸素センサの活性化処理方法であって、温度500°C〜800°Cの条件下で、上記センサ素子の電極-固体電解質界面での酸素分圧値が上記固体電解質がブラックニングを生じる限界酸素分圧値よりも大きい酸素分圧値となる大きさの所定電圧を、上記電極間に交番に印加することを特徴とするジルコニア酸素センサの活性化処理方法。
FI (3件):
G01N 27/46 327 K ,  G01N 27/46 327 J ,  G01N 27/46 327 Z
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開平3-156361
  • 電気化学素子の処理方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-198666   出願人:日本特殊陶業株式会社
  • 特開昭55-039096
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-156361

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