特許
J-GLOBAL ID:200903006929004233

並列計算機システム及びその演算処理装置間の通信方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 外川 英明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-188840
公開番号(公開出願番号):特開2000-020501
出願日: 1998年07月03日
公開日(公表日): 2000年01月21日
要約:
【要約】【課題】 並列計算機の各演算処理装置で分散処理されたデータを効率的に集結する。【解決手段】 識別番号0,1,...,2n -1が付与された2n 台の演算処理装置と個別記憶装置及び通信手段を備えた並列計算機システムで,2n 個の小配列に分割して各演算処理装置に分配/演算処理されたデータ配列を1つの配列に集結する際に,識別番号Nに対し2進法で表した識別番号Nの2i の位の数を反転させた番号N’を対応させ,識別番号Nの演算処理装置と識別番号N’の演算処理装置の間でデータ配列の演算処理結果を相互に送受信する操作iをi=0からi=n-1まで順次行う。この際,j>0なるjに対しては,操作iの際に,識別番号N,N’の演算処理装置間で各演算処理装置による演算処理結果に加えて操作(j-1)までで得られた演算処理結果を送受信する。
請求項(抜粋):
固有の識別子を有する少なくとも2n 台の演算処理装置と,これら各演算処理装置に各々対応する個別記憶装置および通信手段とを備え,この通信手段により各演算処理装置間でデータの授受を行う並列計算機システムにおいて,2n 個の小配列に分割して2n 台の演算処理装置に分配され各演算処理装置で演算処理されたデータ配列を再び1つの配列に集結する際に,2n 台の演算処理装置に識別番号0,1,...,2n -1を付与し,識別番号Nの演算処理装置に対し2進法で表した識別番号Nの2i の位の数を反転させた番号N’を識別番号とする演算処理装置を対応させ,前記データ配列の演算処理結果を識別番号Nの演算処理装置と識別番号N’の演算処理装置の間で相互に送受信する操作iをi=0からi=n-1まで順次行い,j>0なるjに対しては,操作jの際に,識別番号N,N’の演算処理装置間で各演算処理装置による演算処理結果に加えて操作(j-1)までで得られた演算処理結果を送受信することにより2n 台の演算処理装置間でn回の操作でデータ配列を集結させることを特徴とする並列計算機システム。
IPC (2件):
G06F 17/10 ,  G06F 15/16 390
FI (2件):
G06F 15/31 Z ,  G06F 15/16 390 Z
Fターム (10件):
5B045AA07 ,  5B045BB02 ,  5B045BB28 ,  5B045BB47 ,  5B045GG02 ,  5B045GG12 ,  5B056AA04 ,  5B056BB45 ,  5B056DD14 ,  5B056FF05
引用特許:
審査官引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る