特許
J-GLOBAL ID:200903006931729890

予め設定された形状に折り畳む医療用バルーン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 阿部 美次郎
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-527643
公開番号(公開出願番号):特表平9-512190
出願日: 1995年03月28日
公開日(公表日): 1997年12月09日
要約:
【要約】遠端が膨張可能な医療用バルーン(40)で、特に内視鏡(46)を用いて身体部分に入れるためのもの、及びバルーンの製作方法に係る。完全に膨張するとバルーン(40)はバルーン材料の連続体であり、略円筒形をしており、4本のリブ(44)を持つ。リブ(44)はバルーン(40)の近端から遠端にかけてのびる軸(A)の周囲に縦方向に等間隔で配置される。リブ(44)は応力バルーン材料で製作される。リブ(44)の間には、応力度がこれよりも小さいバルーン材料から作られたウェブ(45)が設けられ、リブとウェブとでバルーンを形成し、身体に挿入するときの折り畳まれた状態から、医療処置を施すための略円筒形で、折り畳まれた状態よりも直径が大幅に大きい拡張した状態へと拡張することができ、処置後はリブ(44)の間のウェブ(45)が軸(A)に向かって内側に折り畳み、予め設定された折り畳まれた状態に戻すことができる。
請求項(抜粋):
内視鏡を通じて身体の部分に導入するバルーン.カテーテルであって、近端と遠端のあるシャフトを持ち、前記シャフトはさらにその遠端に少なくとも1つの穴とバルーンが取り付けられ、前記バルーンは近端と遠端を持っており、 前記カテーテルは、バルーンと、4本のリブと、ウエブと、栓形成手段と、剛性ワイヤとを含み、 前記バルーンは、伸張のないバルーン材料からなる連続体で成形され、形状が略円筒形であり、 前記リブは、前記バルーンに設けられ、応力バルーン材料より成形され、軸の周囲に縦方向に、等距離に配置され、前記バルーンの近端と遠端の間に直線的に延びており、 前記ウエブは、前記リブの間に設けられ、低応力バルーン材料からなり、 前記リブ及び前記ウエブは、前記バルーンを構成し、内視鏡を通じて前記身体部分に挿入するために予め設定された形状の折り畳まれた状態から、前記身体部分への医療処置を実施するために、前記シャフトの近端から膨張液を注入することによって、略円筒形で、折り畳まれた状態よりも大幅に直径の大きい拡張状態に拡張することができ、治療後は、伸張することなく膨張液を抜き取ることで前記リブの間の前記ウェブを前記バルーンの近端から遠端にかけて内側に倒し、前記内視鏡を通じて抜き取れるように折り畳まれた状態に戻すことができ、 前記栓形成手段は、前記バルーンの遠端に設けられ、栓を構成し、 前記剛性ワイヤは、前記バルーンに剛性を与え、前記シャフトから前記栓まで伸び、前記シャフトと前記栓の両方にかん合する。
IPC (2件):
A61M 25/00 ,  A61M 29/00
FI (2件):
A61M 25/00 410 H ,  A61M 29/00
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平2-224766
  • 萎み可能折り畳み血管形成バルーン
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-302518   出願人:インターベンショナルテクノロジィーズインコーポレイテッド
  • 特表平6-506848

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