特許
J-GLOBAL ID:200903006998518761

焼酎カス処理方法およびその有効利用法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-016313
公開番号(公開出願番号):特開2006-204107
出願日: 2005年01月25日
公開日(公表日): 2006年08月10日
要約:
【課題】 社会の要請する焼酎カスの有効利用を高度化するとともに、有効利用の範囲を広げ、焼酎カスの処理コストの削減に寄与することを目的とする。【解決手段】焼酎カスを撹拌・混練(羽根型、スクリュウ型、ブラベンダー型)し、減圧蒸留しながら固液分離する処理方法であって、次の3段階に分けて低圧低温にて蒸留することを特徴とする。1段階では、焼酎粕になにも加えず低圧高温で蒸留しエタノールを含むBODおよびアンモニアを高濃度に含む画分を抽出する。2段階では、焼酎粕に酸を加えpHを2までさげて低圧高温で蒸留し酢酸とプロピオン酸など有機酸を高濃度に含む画分を抽出する。3段階では、焼酎粕にアルカリを加えpHを中和して低圧高温で蒸留しBODの低い放流可能な水として抽出する方法。および第2段階で得られた有機酸に富んだ抽出液を、赤潮生物駆除剤に用いる方法、ノリの酸処理剤に用いる方法および家畜飼料の防カビ剤に活用する。【選択図】なし
請求項(抜粋):
焼酎カスを撹拌・混練(羽根型、スクリュウ型、ブラベンダー型)し、減圧蒸留しながら固液分離する3段階の処理方法であって、1段階では、焼酎カスになにも加えず低圧低温(65〜80度C、200〜400トール)で蒸留し、エタノールを含むBODおよびアンモニアを高濃度に含む(本工程で得られる総量の30〜50%に相当する)画分を抽出(A液)し、2段階では、焼酎カスに無揮発性酸を加えpH2までさげたのち、低圧低温低圧低温(65〜80度C、200〜400トール)で蒸留し、酢酸とプロピオン酸を主成分とする有機酸を高濃度に含む(本工程で得られる総量の50〜80%に相当する)画分を抽出(B液)し、3段階では、焼酎カスにアルカリを加えpHを6〜7に中和して低圧低温(65〜80度C、200〜400トール)で蒸留し、BODが20ppm以下の放流可能な水として抽出(C液)することを特徴とする焼酎カス処理方法。
IPC (8件):
C12F 3/10 ,  A01N 37/02 ,  A23K 1/06 ,  B01D 3/10 ,  B01D 3/14 ,  B01D 3/34 ,  C02F 11/12 ,  C02F 11/14
FI (8件):
C12F3/10 ,  A01N37/02 ,  A23K1/06 ,  B01D3/10 ,  B01D3/14 A ,  B01D3/34 ,  C02F11/12 A ,  C02F11/14 B
Fターム (38件):
2B150AA01 ,  2B150CC05 ,  4B028AC06 ,  4B028AG03 ,  4B028AP14 ,  4B028AP22 ,  4B028AS01 ,  4D059AA07 ,  4D059BD11 ,  4D059BD25 ,  4D059BD32 ,  4D059BF12 ,  4D059BF13 ,  4D059CC02 ,  4D059CC10 ,  4D059DA05 ,  4D059DA08 ,  4D059DA31 ,  4D059DA33 ,  4D059DB08 ,  4D076AA22 ,  4D076AA24 ,  4D076BB03 ,  4D076BB13 ,  4D076BB14 ,  4D076FA31 ,  4D076GA10 ,  4D076HA06 ,  4D076HA20 ,  4H011AA02 ,  4H011AA03 ,  4H011AD01 ,  4H011BA06 ,  4H011BB06 ,  4H011BC08 ,  4H011BC18 ,  4H011DA13 ,  4H011DD01
引用特許:
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