特許
J-GLOBAL ID:200903007012058462

耐摩耗性、靭性、機械加工性が良好な炭化物分散浸炭鋼部品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 植木 久一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-281493
公開番号(公開出願番号):特開平7-138707
出願日: 1993年11月10日
公開日(公表日): 1995年05月30日
要約:
【要約】【構成】 C,Si,Mn,Cr,残部Feよりなり、炭化物分散浸炭によりM7 C3 を主体とする合金炭化物を形成する浸炭鋼部品である。そして浸炭後は表面部の炭素濃度、硬さ、炭化物平均粒径、及びこれらの相関式が特定される様な浸炭層が形成されるものであって、一方非浸炭部についても一定のビッカース硬さを定める。【効果】 従来より厳しい耐摩耗性が要求される様な浸炭機械・構造用部品が提供される。
請求項(抜粋):
C:0.05〜0.18wt%Si:1.5wt%以下Mn:1wt%以下Cr:5〜15wt%を含み残部がFe及び不可避不純物からなり、炭化物分散浸炭をすることにより得られた浸炭層にM7 C3 を主とした合金炭化物が生成し、その浸炭層は、実使用表面からの深さが0.1mmまでの範囲において、炭素濃度1.0wt%以上、硬さがHv700以上、個々の炭化物を円相当径として換算した場合における直径0.5μm以上の大きい炭化物の平均粒径が1.0μm以上であり、さらに、下記計算式で求められるαが0.65以下であり、α=3.6-0.070×d-0.14×C%-0.0034×Hvd:炭化物平均粒径(μm),C%:炭素濃度(wt%),Hv:ビッカース硬さ且つ非浸炭部の硬さをHv270〜350とすることにより耐摩耗性、靭性および機械加工性を向上させた炭化物分散浸炭鋼部品。
IPC (3件):
C22C 38/00 302 ,  C22C 38/18 ,  C23C 8/22
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開平1-234554
  • 特開平4-165048
  • 特開昭62-093348
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