特許
J-GLOBAL ID:200903007014494669

擬似移動床の運転方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-176191
公開番号(公開出願番号):特開2000-079301
出願日: 1999年06月23日
公開日(公表日): 2000年03月21日
要約:
【要約】【課題】 擬似移動床を用いて、高い分離効率で成分分離を行う。【解決手段】 一組の供給-抜出口が作動を開始してから、次の組の供給-抜出口に切り替わるまでの間に次ぎの三工程を行う。?@ 原料及び脱着剤をそれぞれ擬似移動床に供給し、かつ非吸着質画分抜出口及び吸着質画分抜出口から床内を流下してきた液体をそれぞれの画分として全量抜出す第1の供給-抜出し工程?A 原料又は脱着剤を擬似移動床に供給し、かつ床内を流下してきた液体を原料を供給した場合には吸着質画分抜出口、脱着剤を供給した場合には非吸着質画分抜出口からそれぞれ全量抜出す第2の供給-抜出し工程?B すべての供給-抜出口を閉鎖して、擬似移動床内の流体を一方向に移動させる循環工程。
請求項(抜粋):
一方向に液体が循環し得るように構成されており、その液体の移動方向に沿って原料供給口、非吸着質画分抜出口、脱着剤供給口及び吸着質画分抜出口がこの順序で設けられていて、全体が原料供給口と非吸着画分抜出口との間を占める吸着帯域、非吸着質分画抜出口と脱着剤供給口との間を占める精製帯域、脱着剤供給口と吸着質画分抜出口との間を占める脱着帯域、及び吸着質画分抜出口と原料供給口との間を占める濃縮帯域に分割されており、且つそれぞれの供給口及び抜出口が順次下流の供給口及び抜出口に切替えられるように構成されている少なくとも4個の単位充填床から成る擬似移動床を用いて原料中の成分の分離を行う方法であって、(1) 原料供給口から原料を、脱着剤供給口から脱着剤をそれぞれ供給し、且つ非吸着質画分抜出口及び吸着質抜出口から床内を流下してきた液体をそれぞれの画分として全量抜出す第1の供給-抜出し工程、(2) 原料供給口から原料を供給し、且つ吸着質画分抜出口から床内を流下してきた液体を吸着質画分として全量抜出すか、又は脱着剤供給口から脱着剤を供給し、且つ非吸着質画分抜出口から床内を流下してきた液体を非吸着質画分として全量抜出す第2の供給-抜出し工程、(3) 全ての供給口及び抜出口を閉鎖して、床内の液体を下流方向に移動させる循環工程の3工程から成る過程を行ったのち供給口及び抜出口を順次下流のそれに切替えることを特徴とする方法。
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開平2-049159
  • 擬似移動床を用いた3成分分離方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-275353   出願人:三菱化成エンジニアリング株式会社
  • クロマト分離法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-329516   出願人:三菱化成エンジニアリング株式会社
全件表示

前のページに戻る