特許
J-GLOBAL ID:200903007107804943

インクジェット記録ヘッドおよび回復方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 西山 恵三 ,  内尾 裕一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-131556
公開番号(公開出願番号):特開2007-301799
出願日: 2006年05月10日
公開日(公表日): 2007年11月22日
要約:
【課題】 長尺インクジェットヘッドにおいて、フィルターとチップの間の流路に滞留する泡の除去を容易にする記録ヘッドの回復方法及びその構造を提供する。【解決手段】 フルライン型のインクジェット記録ヘッドにおいて、オリフィスプレート各々に対応して配置されているフィルタがタンク内部で一括になっており、さらにインク液室を保持するためのタンクに前記一括式フィルタに密接するような形でタンクに接合されたリブなどの遮蔽突起物が設けられていることで、タンク内部液室が2つ以上に分かれており、気泡除去回復動作時において、あるタンク内部液室に接続された加圧管に対してポンプによる加圧動作を行うと同時に、別のタンク内部液室に接続された除去管に対してポンプによる吸引動作を行う。【選択図】 図5
請求項(抜粋):
液体を吐出するための複数のノズルが構成されているオリフィスプレートを含み、吐出エネルギーを発生する記録素子を複数配列した記録素子基板と、記録素子基板を支持するための支持基板とを有し、記録素子基板がノズル配列方向に複数個配置され、すべての記録素子基板に対応したフィルターが、インクジェットヘッド内部の支持基板上のプレート上に一括して設けられているインクジェット記録ヘッドにおいて、インク液室を保持するためのタンクに接合された遮蔽突起物が1つ以上、前記一括式フィルタに密接もしくは接着することで、タンク内部液室が2つ以上とフィルタ下部の複数に分かれており、分割されたあるタンク内部液室に接続されているインク流路がヘッド外部の負圧発生機構に接続されており、その他のタンク内部液室に接続されているインク流路はヘッド外部の正圧発生機構に接続されており、さらに前記正圧発生機構は大気と等しい気圧のヘッド外部タンクに接続されており、回復動作を行う時において、前記負圧発生機構ならび正圧発生機構を同時に駆動する、もしくは負圧発生機構のみを駆動させることを特徴としたインクジェット記録装置。
IPC (1件):
B41J 2/175
FI (1件):
B41J3/04 102Z
Fターム (9件):
2C056EA15 ,  2C056FA13 ,  2C056JC08 ,  2C056KA04 ,  2C056KB16 ,  2C056KB25 ,  2C056KB29 ,  2C056KB40 ,  2C056KD02
引用特許:
出願人引用 (2件)

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