特許
J-GLOBAL ID:200903007109638625

繊維樹脂複合材料

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 重野 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-179866
公開番号(公開出願番号):特開2008-007646
出願日: 2006年06月29日
公開日(公表日): 2008年01月17日
要約:
【課題】透明性に優れ、高強度、軽量である上に、熱膨張係数が極めて小さく、高弾性で破壊エネルギー(破壊歪)が非常に大きな繊維樹脂複合材料を提供する。【解決手段】ナノファイバーシートに非結晶性合成樹脂を含浸させてなる繊維樹脂複合材料。非結晶性合成樹脂の50μm厚での平行光線透過率が70%以上であり、ナノファイバーシートのヤング率が非結晶性合成樹脂のヤング率の9倍以上である。ナノファイバーシートに光透過性に優れた非結晶性合成樹脂を含浸させてなるものであるため、透明性が高い。ナノファイバーシートと樹脂との複合材料であることから、軽量であると共に高強度、高弾性である。ヤング率が大きく異なるナノファイバーシートと非結晶性合成樹脂とを複合化することにより、弾性率(ヤング率)が高く、しかも線熱膨張係数がナノファイバーに近い極めて低熱膨張性であり、かつ透明な材料を実現することが可能となった。【選択図】なし
請求項(抜粋):
ナノファイバーの不織布(以下「ナノファイバーシート」と称す。)に非結晶性合成樹脂を含浸させてなる繊維樹脂複合材料において、 該非結晶性合成樹脂の50μm厚での平行光線透過率が70%以上であり、 前記ナノファイバーシートのヤング率が該非結晶性合成樹脂のヤング率の9倍以上であることを特徴とする繊維樹脂複合材料。
IPC (1件):
C08J 5/06
FI (1件):
C08J5/06
Fターム (12件):
4F072AA04 ,  4F072AA07 ,  4F072AA08 ,  4F072AB03 ,  4F072AB15 ,  4F072AB29 ,  4F072AD09 ,  4F072AD55 ,  4F072AH21 ,  4F072AK03 ,  4F072AL02 ,  4F072AL13
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (1件)
  • 繊維強化複合材料
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-218964   出願人:国立大学法人京都大学, ローム株式会社, 三菱化学株式会社, 株式会社日立製作所, パイオニア株式会社, 日本電信電話株式会社
引用文献:
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