特許
J-GLOBAL ID:200903007114585815

廃棄物処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鵜沼 辰之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-057242
公開番号(公開出願番号):特開平9-250722
出願日: 1996年03月14日
公開日(公表日): 1997年09月22日
要約:
【要約】【課題】 運転停止等により熱分解ガスの生成量が低下した場合に、熱分解反応器等の内部に外部空気が流入するのを防止する。【解決手段】 廃棄物処理装置は、廃棄物aを加熱し熱分解ガスG1と熱分解残渣bを生成する熱分解反応器2と、熱分解ガスG1と熱分解残渣bとを分離して排出する排出装置4と、熱分解残渣bを燃焼性成分dと不燃焼性成分cに分離する分離装置6と、熱分解ガスG1と燃焼性成分dを燃焼処理する燃焼溶融炉3とを備えている。そして本発明では、注入制御装置20と、熱分解反応器2での熱分解ガスG1の生成量を検出するセンサ21〜23とを設け、外部から系内へ流入した空気量が増加した際に、熱分解反応器2の内部や排出装置4の内部に、水、水蒸気、窒素ガス、炭酸ガス等の不活性流体を注入するとともに、その注入量をセンサ21〜23での測定結果に基づいて制御する。
請求項(抜粋):
廃棄物を加熱して熱分解し、熱分解ガスと主として不揮発性成分からなる熱分解残渣とを生成する熱分解反応器と、前記熱分解ガスと熱分解残渣とを分離して排出する排出装置と、前記排出装置から排出される熱分解残渣を燃焼性成分と不燃焼性成分とに分離する分離装置と、前記排出装置からの熱分解ガスと前記分離装置からの燃焼性成分を取り込んで、当該熱分解ガスと燃焼性成分を燃焼させて溶融スラグと燃焼排ガスを生成する燃焼溶融炉と、を備えた廃棄物処理装置において、前記熱分解反応器の内部、前記排出装置の内部、および前記排出装置からの熱分解ガスを前記燃焼溶融炉に送り込むための熱分解ガス流通ラインの内部のうちの少なくとも1つに、水、水蒸気、窒素ガス、炭酸ガス等の不活性流体を注入する注入手段を備えたことを特徴とする廃棄物処理装置。
IPC (3件):
F23G 5/027 ZAB ,  F23G 7/12 ZAB ,  F23J 15/04
FI (3件):
F23G 5/027 ZAB Z ,  F23G 7/12 ZAB Z ,  F23J 15/00 D
引用特許:
審査官引用 (6件)
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