特許
J-GLOBAL ID:200903007124321816

内燃機関のバルブタイミング可変機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-155112
公開番号(公開出願番号):特開平11-002107
出願日: 1997年06月12日
公開日(公表日): 1999年01月06日
要約:
【要約】【課題】 ベーンの慣性力を抑制し、ひいてはカムシャフトの回転変動を好適に抑制することのできるバルブタイミング可変機構を提供する。【解決手段】 互いに同一軸心を有する第1の回転体(ハウジング)28とそのハウジング28内部に在して吸気側カムシャフトと一体に連結された第2の回転体(内部ロータ)29とから構成されたバルブタイミング可変機構11であって、その内部ロータ29に備えられた各ベーン32は、内部ロータ29の回転の中心軸側基端部から外周側先端部に向かって先細の形状を有する。そのような先細の形状とすることにより、ベーン32は特にその先端部の駄肉が軽減され、内部ロータ29全体の軽量化が図られる。この結果、内部ロータ29の慣性力が低減され、同内部ロータ29に連結されたカムシャフトの回転変動も抑制される。
請求項(抜粋):
同一の回転軸心を有して内燃機関の出力軸及び同機関のバルブを開閉駆動するカムシャフトにそれぞれ連結された第1及び第2の回転体を備えるとともに、前記第1の回転体に形成された凹部を前記第2の回転体に形成されたベーンにて区画することによりベーンの両側に第1及び第2の液室を形成し、該形成した液室に対する液圧制御に基づき前記第1及び第2の回転体を相対回転させて前記機関出力軸と前記カムシャフトとの相対回転位相を変更する内燃機関のバルブタイミング可変機構において、前記第2の回転体に形成されたベーンは、その回転方向の幅が基端部に比べ先端部において小となる形状を有してなることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング可変機構。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 弁開閉時期制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-313391   出願人:アイシン精機株式会社

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