特許
J-GLOBAL ID:200903007148313059

サスペンション制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-171151
公開番号(公開出願番号):特開平6-008719
出願日: 1992年06月29日
公開日(公表日): 1994年01月18日
要約:
【要約】【目的】車輪と車体との間に介装したアクチュエータを前方路面状態に応じて予見制御する場合に適正な制御力を発生させて乗心地を向上させる。【構成】各上下加速度ZGFL 〜ZGRR をフィルタ処理して低周波成分でなる上下加速度ZGFL ′〜ZGRR ′を抽出し(ステップS3)、前輪側の上下加速度ZGf′(f=FL,FR)及びストローク検出値SFL, SFRとを車速検出値Vに基づいて算出した前輪と後輪との間の遅延時間τR と共に順次シフトレジスタにシフトすると共に遅延時間を減算しながら格納し、遅延時間τR が零となった前輪側上下加速度ZGf′と現在の後輪側上下加速度ZGr′(r=RL,RR)とを比較し、両者が同符号で且つZGf′≧ZGr′であるときに予見制御ゲインKp を増加させて(ステップS11)予見制御力を増加させ、その他のときには、車体に対する加振力となると判断して、予見制御ゲインKp を減少させて(ステップS9) 予見制御力を減少させる。
請求項(抜粋):
制御対象車輪と車体との間に介装されたアクチュエータと、該アクチュエータを駆動制御する駆動手段と、車速を検出する車速検出手段と、前記制御対象車輪より前方の路面情報を検出する前方路面情報検出手段と、各制御対象車輪位置における車体の上下加速度を検出する第1の上下加速度検出手段と、前記前方路面情報検出手段位置における車体の上下加速度を検出する第2の上下加速度検出手段と、前記前方路面情報検出手段の路面情報を当該前方路面情報検出手段で検出した路面に前記制御対象車輪が到達するまでの前記車速検出手段の車速検出値に基づく遅延時間分遅延させた遅延路面情報に基づいて前記駆動手段に対する予見制御指令値を形成する予見制御手段と、前記第1の上下加速度検出手段の加速度検出値と前記第2の上下加速度検出手段の加速度検出値を前記遅延時間分遅延させた遅延加速度検出値とを比較して前記予見制御手段における制御ゲインを変更するゲイン補正手段とを備えたことを特徴とするサスペンション制御装置。
IPC (2件):
B60G 17/015 ,  B60G 23/00
引用特許:
審査官引用 (1件)

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