特許
J-GLOBAL ID:200903007160443391

回転角度検出装置及びその初期設定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 恩田 博宣 ,  恩田 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-056131
公開番号(公開出願番号):特開2007-232617
出願日: 2006年03月02日
公開日(公表日): 2007年09月13日
要約:
【課題】演算負荷を抑えつつ、主動歯車と従動歯車との間のバックラッシに起因する検出誤差を低減することができる回転角度検出装置及びその初期設定方法を提供する。【解決手段】正方向誤差(回転角度α1,β1)を求める段階(S1-2〜S1-5)、逆方向誤差(回転角度α2,β2)を求める段階(S1-6〜S1-9)、正方向誤差と逆方向誤差との平均値(回転角度αave,βave)を求める段階(S1-11)、主動歯車14の回転角度が0°となる誤差を含まない理論的な第1及び第2の従動歯車15,16の回転角度α0,β0と前記平均値との差(オフセット値αofs,βofs)を求める段階、被検出物の回転角度θを求める際に、実際に検出された第1及び第2の従動歯車15,16の回転角度α,βに加算される補正データとしてオフセット値αofs,βofsを記憶する段階を経て、回転角度検出装置11の初期設定を行うようにした。【選択図】図9
請求項(抜粋):
被検出物と一体的に回転する主動歯車に2つの従動歯車を噛合させて前記主動歯車の回転に伴う前記2つの従動歯車の回転角度をそれぞれ検出し、それら検出した回転角度に基づいて前記被検出物の回転角度を求めるようにした回転角度検出装置の初期設定方法であって、 前記主動歯車を正方向へ回転させたときの、主動歯車と2つの従動歯車との間のバックラッシに起因する2つの従動歯車の回転角度の誤差である正方向誤差を求める段階と、 前記主動歯車を逆方向へ回転させたときの、主動歯車と2つの従動歯車との間のバックラッシに起因する2つの従動歯車の回転角度の誤差である逆方向誤差を求める段階と、 前記正方向誤差と逆方向誤差との平均値を求める段階と、 前記主動歯車の回転角度が0°となる誤差を含まない理論的な2つの従動歯車の回転角度と前記平均値との差を求める段階と、 前記被検出物の回転角度を求める場合に、実際に検出される2つの従動歯車の回転角度に加算される補正データとして前記差の値を記憶する段階と、を備えた回転角度検出装置の初期設定方法。
IPC (2件):
G01B 7/30 ,  G01D 5/18
FI (2件):
G01B7/30 H ,  G01D5/18 J
Fターム (25件):
2F063AA35 ,  2F063AA36 ,  2F063BA08 ,  2F063CB04 ,  2F063CB06 ,  2F063CB13 ,  2F063DA05 ,  2F063DA23 ,  2F063DA24 ,  2F063DC03 ,  2F063DD03 ,  2F063GA52 ,  2F063LA16 ,  2F077AA11 ,  2F077AA38 ,  2F077AA49 ,  2F077CC02 ,  2F077CC08 ,  2F077DD05 ,  2F077JJ01 ,  2F077JJ09 ,  2F077JJ23 ,  2F077TT11 ,  2F077TT61 ,  2F077VV02
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 回転角度検出装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-100621   出願人:株式会社東海理化電機製作所

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