特許
J-GLOBAL ID:200903007185956415

燃料噴射装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-145900
公開番号(公開出願番号):特開平8-014141
出願日: 1994年06月28日
公開日(公表日): 1996年01月16日
要約:
【要約】【目的】 排ガス中への有害物質の混入を低減し、体格の小型化可能な燃料噴射装置を提供する。【構成】 燃料溜まり13、圧力室41、圧力制御室42にはコモンレール102から噴射鋼管103を介し等しい圧力の燃料が供給されている。圧力制御弁32が開弁すると、圧力制御室42内の燃料が排出通路104から排出され圧力制御室42内の燃料圧力が低下するのでノズルニードル21がリフトする。また、圧力制御弁32が閉弁すると、圧力制御室42内の燃料圧力が上昇するのでノズルニードル21が下降する。圧力室41の燃料圧力によりノズルニードル21には常に閉弁方向の力が働いているので、開弁時、ノズルニードル21は緩やかにリフトし、閉弁時、ノズルニードル21は素早く下降する。このため、排気ガス中への有害物質の混入を低減できるとともに騒音や振動を低減できる。
請求項(抜粋):
軸方向に形成された摺動孔を有し、この摺動孔の先端に燃料を噴射する噴孔を有するバルブケーシングと、前記摺動孔を形成するバルブケーシングの内壁に摺動可能に支持され、前記バルブケーシングの内壁に形成された第1の弁座に当接可能なノズルニードルと、前記噴孔側から大径ピストン、小径ピストンの順に形成され、前記ノズルニードルと軸方向に当接し前記バルブケーシングの内壁に摺動可能に支持されるピストンと、前記ノズルニードルの閉弁方向に前記ピストンを付勢する第1の付勢手段と、軸方向に貫通孔を有し、この貫通孔を形成する内壁の一方側に前記小径ピストンが摺動可能に嵌合し、前記バルブケーシングの内壁に形成された第2の弁座に対し前記ノズルニードルの閉弁方向に当接可能な圧力制御弁と、前記貫通孔を形成する前記圧力制御弁の内壁の他方側に嵌合し、前記圧力制御弁と摺動可能な封止部材と、前記第2の弁座に前記圧力制御弁を付勢する第2の付勢手段と、前記第2の弁座から離間する方向に前記圧力制御弁を移動可能な移動手段と、前記ノズルニードルの周囲に前記バルブケーシングの内壁により形成され前記噴孔に連通可能な第1の圧力室、前記圧力制御弁の内壁と前記小径ピストンの端面と前記封止部材の端面とにより区画形成される第2の圧力室、および、前記大径ピストンの端面と前記小径ピストンの外壁と前記バルブケーシングの内壁と前記圧力制御弁の外壁とにより区画形成される圧力制御室に燃料を供給する燃料供給手段と、前記圧力制御弁の開弁時、前記圧力制御室から燃料を排出可能な排出手段と、を備えることを特徴とする燃料噴射装置。
IPC (2件):
F02M 61/10 ,  F02M 61/20
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特開平1-253562
  • 特開平2-009944
  • デイーゼルエンジンの燃料噴射装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-171060   出願人:マツダ株式会社
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