特許
J-GLOBAL ID:200903007199296825

チップ型サーミスタの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐野 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-119514
公開番号(公開出願番号):特開平5-283206
出願日: 1992年03月30日
公開日(公表日): 1993年10月29日
要約:
【要約】【目的】ガラス被覆型のチップ型サーミスタにおいてガラス被膜の欠け易い点を改善する。【構成】サーミスタ素地チップを研磨し、角隅部及び稜線部分を丸くしてからガラス被膜を形成し、ついで電極材料ペースト塗膜を焼付ける際、その焼付け温度よりガラスの作業点温度を低くすると、ガラスは流動化し、電極材料と混在化する。これに金属メッキ層を形成して端子電極を形成する。【効果】 ガラス被覆層には尖った角隅部及び稜線部分がないので欠けにくく、端子電極もガラス被膜上には形成されていないので欠けることがなく、メッキも障害なく行えるので、高精度、高信頼性のチップ型サーミスタを提供できる。
請求項(抜粋):
角部を丸めたサーミスタ素地チップを準備する工程と、このサーミスタ素地チップの表面にガラス被膜を形成するガラス被膜形成工程と、このガラス被膜形成工程で得られたチップの両端部に電極材料を付着させる工程と、前記ガラス被膜の作業点温度よりも高い温度で熱処理することにより前記サーミスタ素地チップに導電接続された電極材料焼付け膜を形成する電極材料焼付け膜形成工程と、この電極材料焼付け膜形成工程で得られた電極材料焼付け膜上に金属メッキ層を形成する工程を有するチップ型サーミスタの製造方法。
IPC (2件):
H01C 7/04 ,  H01C 17/00
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (1件)

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