特許
J-GLOBAL ID:200903007229449362

冷却材流れ制御装置及び燃料集合体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本多 小平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-021343
公開番号(公開出願番号):特開平10-221473
出願日: 1997年02月04日
公開日(公表日): 1998年08月21日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、冷却材流れ制御プレートがチャンネルボックスの拡大変形に対し良好な追従性を得るとともに、構成部材の加工及び組立の容易性を向上させる冷却材流れ制御装置を有する燃料集合体を提供することを目的とする。【解決手段】 上部に冷却材流入開口部及び剛性を低くするためのスリットを有した冷却材流れ制御プレートを下部タイプレート側面にゆるく組付け、チャンネルボックス内外の圧力差によりチャンネルボックスと下部タイプレートの間隙を閉塞させる冷却材流れ制御装置において、押え板の板厚面の少なくとも2辺は下部タイプレートに物理的に係合され残り2辺の内1辺は例えばスポット溶接により下部タイプレートに固定される構造とする。
請求項(抜粋):
燃料集合体のチャンネルボックス下方部分によって僅かな隙間をおいて覆われる下部タイプレートの外側面部に所要の広さと深さとをもった略矩形のへこみ部を設け、該へこみ部中に、上下端部が平坦で中央部がチャンネルボックスの内面と接するように下部タイプレートの外側面より僅かに膨出し、上部にはチャンネルボックス内の冷却材を流入させるための冷却材流入開口と膨出変位を容易にするためのスリットとが交互に設けられた前記へこみ部と略同形の冷却材流れ制御プレートを嵌入配設し、該冷却材流れ制御プレートの上下端部を前記へこみ部の上下辺に沿って設けられた上下部の係止手段により係止し、該冷却材流れ制御プレートがチャンネルボックスの内面に追従するようにした冷却材流れ制御装置において、前記冷却材流れ制御プレートは、その冷却材流入開口の上部が前記へこみ部の上辺に沿って下部タイプレートと一体に形成されている複数個のガイド片にそれぞれゆるく嵌合して配設されると共に、前記上下部の係止手段のうち少なくとも上部の係止手段は、前記へこみ部の上辺若しくは側辺に沿って下部タイプレートの外側面部に設けられた嵌挿溝に挿入され、上面が下部タイプレートの外側面と略面一で、下面が前記ガイド片の上面に当接する平板状の押え板であることを特徴とする冷却材流れ制御装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • リーク制御機構
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-095888   出願人:原子燃料工業株式会社

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