特許
J-GLOBAL ID:200903007251115567

蒸留装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川合 誠 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-123121
公開番号(公開出願番号):特開平11-314002
出願日: 1998年05月06日
公開日(公表日): 1999年11月16日
要約:
【要約】【課題】計装品を少なくすることができ、制御を簡素化することができ、小型化することができ、コストを低くすることができる蒸留装置を提供する。【解決手段】フィードノズル41を介して原液Mが供給され、濃縮部AR1及び回収部AR2を備えた第1の蒸留部25と、第1の蒸留部25の上端より上方に形成された濃縮部AR3、及び上端より下方に形成された回収部AR4を備えた第2の蒸留部26と、第1の蒸留部25の下端に接続され、下端より上方に形成された濃縮部AR5、及び下端より下方に形成された回収部AR6を備えた第3の蒸留部27とを有する。濃縮部AR3から下降してきた液体は、濃縮部AR1及び回収部AR4に、蒸留条件に基づいてあらかじめ設定された分配比率で分配される。
請求項(抜粋):
(a)塔本体と、(b)該塔本体内を分割し、互いに隣接させて複数の室を形成する中仕切りと、(c)フィードノズルを介して原液が供給され、前記フィードノズルより上方に形成された濃縮部、及び前記フィードノズルより下方に形成された回収部を備えた第1の蒸留部と、(d)該第1の蒸留部の上端に接続され、該上端より上方に形成された濃縮部、及び前記上端より下方に形成され、かつ、中仕切りを介して前記第1の蒸留部の濃縮部と隣接する回収部を備えた第2の蒸留部と、(e)前記第1の蒸留部の下端に接続され、該下端より上方に形成され、かつ、中仕切りを介して前記第1の蒸留部の回収部と隣接する濃縮部、及び前記下端より下方に形成された回収部を備えた第3の蒸留部とを有するとともに、(f)前記第2の蒸留部の濃縮部から下降してきた液体は、前記第1の蒸留部の濃縮部及び第2の蒸留部の回収部に、蒸留条件に基づいてあらかじめ設定された分配比率で分配され、(g)前記第1の蒸留部において発生する圧力損失と、前記第2の蒸留部の回収部及び第3の蒸留部の濃縮部において発生する圧力損失とが等しくされることを特徴とする蒸留装置。
IPC (5件):
B01D 3/26 ,  B01D 3/32 ,  C07B 63/00 ,  C07C 67/54 ,  C07C 69/14
FI (5件):
B01D 3/26 Z ,  B01D 3/32 B ,  C07B 63/00 A ,  C07C 67/54 ,  C07C 69/14
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 結合型蒸留塔
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-121849   出願人:協和油化株式会社, 住友重機械工業株式会社

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