特許
J-GLOBAL ID:200903007266002246

摺動式クリップナット

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-210039
公開番号(公開出願番号):特開2006-029470
出願日: 2004年07月16日
公開日(公表日): 2006年02月02日
要約:
【課題】クリップに摺動可能に組み付けられたナットをボルト挿通孔に対向する所定位置に容易に、かつ、正確に位置決め保持して、ボルト挿通孔に挿通したボルトと確実にねじ嵌合させることができると共に、一つのタイプのクリップナットを板材の端縁からの距離が異なるボルト挿通孔に対しても適用可能とした摺動式クリップナットを提供する。【解決手段】金属薄板がU字形に折曲して形成され、相対向する第1片部と第2片部とが折曲部に連設され、第1片部にナットを摺動可能に案内するガイド部が設けられている摺動式クリップナットであって、第1辺部には複数の案内孔が狭幅部を介して連接されて形成され、ナットの座面に固着された略矩形状の座板の両側部には、ガイド部内でナットを上記第1片部の方向に強いるバネ部が一体に形成されている。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
金属薄板がU字形に折曲して形成され、相対向する第1片部と第2片部とが折曲部に連設されているクリップにおいて、前記第1片部に貫通部が設けられ、かつ、前記第1片部にナットを摺動可能に案内するガイド部が設けられている摺動式クリップナットであって、 上記貫通部は複数の案内孔が狭幅部を介して連接されて形成され、 上記ガイド部は、上記第1片部の両側部を上側方向に折り曲げて形成した第1折曲片部及び更に第1折曲片部から対向する内側方向に折り曲げて形成した第2折曲片部を備え、 前記ナットの座面に略矩形状の座板が固着され、 この座板の両側部が上記第1片部の両側部上面と上記第2折曲片部との間に位置して上記ガイド部内でガイドされて摺動可能であって、 上記座板の上記両側部には、上記座板を上記第1片部の両側部上面方向に強いるバネ部が一体に形成され、 前記ナットの下部には、前記ナットのネジ孔と同心状に形成された位置決め筒部が突設され、 該位置決め筒部は、外径が前記クリップナットを装着する板材に設けられたボルト挿通孔の孔径及び前記案内孔の内径より小さく、かつ、前記案内孔間の狭幅部の幅より大きく、前記案内孔を貫通して内方に突出可能であることを特徴とする摺動式クリップナット。
IPC (1件):
F16B 37/04
FI (1件):
F16B37/04 V
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 実公平7-40095号公報
  • 摺動式クリップナット
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-071983   出願人:株式会社松山製作所, 岸和田ステンレス株式会社
審査官引用 (3件)

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