特許
J-GLOBAL ID:200903007284030419
蓄圧式燃料噴射装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-341669
公開番号(公開出願番号):特開平9-177586
出願日: 1995年12月27日
公開日(公表日): 1997年07月08日
要約:
【要約】【課題】 コモンレール式燃料噴射装置において、異常な燃料漏れやインジェクタの噴放しが生じていることを、過渡状態においても検知できるようにする。【解決手段】 まず、目標通電開始時期TFに基づき燃料供給ポンプからの燃料吐出量QTを算出する(ステッフ ゚210〜240 )。次に、インジェクタの内部リーク量QIを燃料温度THFとPAと回転速度NEから算出し、インジェクタのスイッチングリーク量QSをTHFとPAから算出し、コモンレール圧の変化分に相当する燃料量QPを算出し、燃料洩れ量QL=QT-(QI+QS+QP+QF)を算出する(ステッフ ゚250〜280)。そして、QL≧Q1のときには、QLが大きいほど小さくなるようコモンレール圧上限値PLを決定し(ステッフ ゚290〜320 )、最終目標コモンレール圧PFの上限を制限する。
請求項(抜粋):
燃料ポンプにより吐出される燃料を高圧状態で一旦蓄えておく蓄圧室と、該蓄圧室から燃料の供給を受けてディーゼル機関の気筒内に燃料を噴射する燃料噴射弁と、ディーゼル機関の回転速度を含む運転状態を検出する運転状態検出手段と、該検出される運転状態に基づいてディーゼル機関の1回の燃焼に必要な目標燃料噴射量を算出する目標燃料噴射量算出手段と、該算出される目標燃料噴射量に基づいて前記燃料噴射弁を開閉制御する燃料噴射制御手段と、前記検出される運転状態に基づいて、前記蓄圧室内の燃料の目標圧力を算出する目標圧力算出手段と、前記蓄圧室の燃料圧力を検出する燃料圧力検出手段と、該検出される燃料圧力と前記算出される目標圧力との差に基づいて、前記蓄圧室に対して前記燃料ポンプから吐出すべき燃料の目標吐出量を算出する目標吐出量算出手段と、該算出される目標吐出量に基づいて、前記燃料ポンプの吐出量を制御する吐出量制御手段とを備える蓄圧式燃料噴射装置において、前記燃料噴射弁の機構的に、高圧部から低圧経路へとリークが予定されている燃料の量を算出する予定リーク量算出手段と、前記予定リーク量算出手段及び前記目標燃料噴射量算出手段の算出した燃料の量の合計と、前記目標吐出量算出手段の算出した目標吐出量とに基づいて、予定外の燃料リークが発生しているか否かを判定する予定外リーク判定手段とを備えることを特徴とする蓄圧式燃料噴射装置。
IPC (2件):
F02D 41/22 351
, F02D 41/38
FI (2件):
F02D 41/22 351
, F02D 41/38 A
引用特許:
審査官引用 (2件)
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特開平4-109052
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蓄圧式燃料噴射装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-006857
出願人:日本電装株式会社
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