特許

J-GLOBAL ID：200903007292761600

銅合金材、銅合金導体及びその製造方法並びに電車線用トロリ線及びケーブル

発明者： 黒田 洋光 ,  蛭田 浩義 ,  青山 正義
出願人/特許権者： 日立電線株式会社 ,  日立製線株式会社
代理人 (7件)： 平田 忠雄 ,  角田 賢二 ,  岡本 芳明 ,  岩永 勇二 ,  中村 恵子 ,  遠藤 和光 ,  野見山 孝
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2006-171464
公開番号（公開出願番号）：特開2008-001933
出願日： 2006年06月21日
公開日（公表日）： 2008年01月10日
要約：

【課題】近年の電車線用トロリ線、あるいは機器用ケーブル導体等に要求される高強度及び高導電性を両立した銅合金材、及び当該銅合金材を用いた銅合金導体、並びにその銅合金導体の製造方法を提供する。【解決手段】酸素を0.001〜0.1重量%含む銅母材に、第1の添加元素としてSnを0.4(0.4を除く)〜0.7重量%、及び第2の添加元素としてSnよりも酸素との親和力が大きな少なくとも1種の添加元素を0.01〜0.4重量%含み、かつ前記第1の添加元素と前記第2の添加元素の合計を0.41〜0.8重量%の割合とした銅合金材とし、この銅合金材を用いて引張強度が450MPa以上かつ導電率が60%以上である銅合金導体を製造する。【選択図】図1

請求項（抜粋）：

酸素を0.001〜0.1重量%含む銅母材に、第1の添加元素としてSnを0.4(0.4を除く)〜0.7重量%、及び第2の添加元素としてSnよりも酸素との親和力が大きな少なくとも1種の添加元素を0.01〜0.4重量%含み、かつ前記第1の添加元素と前記第2の添加元素の合計を0.41〜0.8重量%の割合としたことを特徴とする銅合金材。

IPC (8件)：

C22C 9/02 ,  C22F 1/08 ,  H01B 1/02 ,  H01B 7/00 ,  H01B 13/00 ,  H01B 5/02 ,  B21B 1/00 ,  B21B 3/00

FI (8件)：

C22C9/02 ,  C22F1/08 C ,  H01B1/02 A ,  H01B7/00 ,  H01B13/00 501D ,  H01B5/02 Z ,  B21B1/00 D ,  B21B3/00 L

Fターム (22件)：

4E002AA04 ,  4E002AA08 ,  4E002AC14 ,  4E002BC07 ,  4E002CB01 ,  5G301AA03 ,  5G301AA05 ,  5G301AA08 ,  5G301AA12 ,  5G301AA13 ,  5G301AA19 ,  5G301AA20 ,  5G301AA21 ,  5G301AA23 ,  5G301AB02 ,  5G301AB04 ,  5G301AB05 ,  5G301AD01 ,  5G301AD02 ,  5G307CA05 ,  5G307CB03 ,  5G309LA01

引用特許：

出願人引用 (3件)

• 特公昭59-43332号公報
  
• 高強度銅合金トロリー線の製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平5-028722   出願人：株式会社フジクラ
• 銅合金材及びそれを用いた銅合金導体の製造方法並びにその方法により得られた銅合金導体及びそれを用いたケーブル
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2003-365234   出願人：日立電線株式会社

審査官引用 (5件)

• トロリー線とその製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2003-367360   出願人：住友電気工業株式会社
• 耐摩耗性トロリー線とその製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2003-320080   出願人：住友電気工業株式会社
• 電車線用銅合金導体の製造方法及び電車線用銅合金導体
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2002-302786   出願人：日立電線株式会社
• 銅合金材、及びそれを用いた銅合金導体の製造方法、並びにその方法により得られた銅合金導体、及びその銅合金導体を用いたケーブル又はトロリー線
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2004-211603   出願人：日立電線株式会社
• 銅合金材及びそれを用いた銅合金導体の製造方法並びにその方法により得られた銅合金導体及びそれを用いたケーブル
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2003-365234   出願人：日立電線株式会社