特許
J-GLOBAL ID:200903007350671331

遺伝子発現解析方法および遺伝子発現解析システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 酒井 宏明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-234689
公開番号(公開出願番号):特開2009-065848
出願日: 2007年09月10日
公開日(公表日): 2009年04月02日
要約:
【課題】長期間にわたって細胞を追跡することができ、その細胞に導入された遺伝子の発現を精度よく解析することができる遺伝子発現解析方法および遺伝子発現解析システムを提供する。【解決手段】発光タンパク質からなるレポーター遺伝子を導入するとともに、細胞核に特異的に発現するマーカー遺伝子によって標識した複数の生きた細胞に対し、レポーター遺伝子の発現に伴って発生するレポーターシグナルを互いに異なる経過時間で検知する一方、マーカー遺伝子によって発生するマーカーシグナルを互いに異なる経過時間で検知し、検知した複数のマーカーシグナルを用いて異なる経過時間における細胞の同定を行い、同定した細胞の少なくとも一部に対して、レポーターシグナルのシグナル強度の時間変化に基づく解析を行う。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
発光タンパク質からなるレポーター遺伝子を導入するとともに、細胞核で特異的に発現するマーカー遺伝子によって標識した複数の生きた細胞に対し、前記レポーター遺伝子の発現を解析する遺伝子発現解析方法であって、 前記レポーター遺伝子の発現によって上昇するレポーターシグナルおよび前記マーカー遺伝子の発現によって上昇するマーカーシグナルをそれぞれ検知可能であり、前記レポーターシグナルおよび前記マーカーシグナルに関する情報を記憶する記憶手段を備えた遺伝子発現解析システムが、 前記レポーターシグナルを光学的に検知するレポーターシグナル検知ステップと、 前記レポーターシグナル検知ステップで検知したレポーターシグナルのシグナル強度を測定し、この測定した結果を前記記憶手段に記憶するレポーターシグナル強度測定ステップと、 前記マーカーシグナルを光学的に検知するマーカーシグナル検知ステップと、 前記マーカーシグナル検知ステップで検知したマーカーシグナルのシグナル強度を測定し、この測定した結果を前記記憶手段に記憶するマーカーシグナル強度測定ステップと、 を異なる経過時間ごとに繰り返し行った後、 複数の前記マーカーシグナルのシグナル強度を含む情報を前記記憶手段から読み出し、この読み出した情報を用いて異なる経過時間における細胞の同定を行う細胞同定ステップと、 前記細胞同定ステップで同定した複数の細胞の少なくとも一部に対し、前記レポーターシグナルのシグナル強度の時間変化に基づく解析を行う解析ステップと、 を行うことを特徴とする遺伝子発現解析方法。
IPC (3件):
C12Q 1/68 ,  C12Q 1/02 ,  C12M 1/00
FI (3件):
C12Q1/68 A ,  C12Q1/02 ,  C12M1/00 A
Fターム (19件):
4B029AA07 ,  4B029BB01 ,  4B029CC01 ,  4B029CC02 ,  4B029FA15 ,  4B063QA01 ,  4B063QA13 ,  4B063QA18 ,  4B063QQ42 ,  4B063QQ52 ,  4B063QR32 ,  4B063QR35 ,  4B063QR55 ,  4B063QR62 ,  4B063QS03 ,  4B063QS24 ,  4B063QS25 ,  4B063QS32 ,  4B063QX02
引用特許:
出願人引用 (1件)
引用文献:
審査官引用 (5件)
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