特許
J-GLOBAL ID:200903007380163802

放射性廃棄物収納容器用放射能濃度測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 波多野 久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-308124
公開番号(公開出願番号):特開平7-159541
出願日: 1993年12月08日
公開日(公表日): 1995年06月23日
要約:
【要約】【目的】測定対象となる放射性廃棄物収納容器内の密度分布や放射能濃度分布の如何に拘らず、放射性廃棄物の放射能濃度を精度よく正確に測定する。【構成】放射性廃棄物収納容器21中の放射性廃棄物を仮想セグメント単位の平均密度または水平断面の半径方向の密度分布から、仮想セグメント単位の水平断面の半径方向の放射能分布およびGe検出器27によるγ線エネルギスペクトルの測定を行って、放射性廃棄物収納容器21内部で生じたγ線の吸収補正計算(減衰補正計算)を行って、仮想セグメント単位の放射能量を算出し、算出された放射能量を仮想セグメント毎に積算して放射性廃棄物収納容器21内全体の放射能量を測定する。
請求項(抜粋):
放射性廃棄物収納容器の外部に、垂直方向の視野を絞るコリメータを備えたGe検出器および垂直方向の視野と水平方向の視野を絞るコリメータを備えた複数の放射線強度検出器を、上記放射性廃棄物収納容器に対し相対的に回転且つ昇降自在に配置し、上記放射線強度検出器は、放射性廃棄物収納容器の高さ方向に一定長さの仮想セグメント単位で放射線計数率信号を検出する一方、上記放射性廃棄物収納容器に充填された放射能充填領域の放射性廃棄物の正味重量を測定する重量測定装置を設け、求められた正味重量から放射能充填領域の容積を一定と仮定して放射能充填領域の平均密度を演算する計算機を設け、この計算機は、水平方向の視野の異なる複数の放射線強度検出器の放射線計数率の差異と放射能の充填領域の平均密度から放射性廃棄物収納容器の水平断面の半径方向の放射能の相対的強度分布を求め、さらに求められた放射能の相対的強度分布および放射能充填領域の平均密度を用い、放射性廃棄物収納容器の高さ方向に一定間隔毎に得られるGe検出器のγ線エネルギスペクトルから放射性廃棄物収納容器内の物質のγ線の吸収補正計算を行って、放射性廃棄物収納容器の仮想セグメント内の放射能量を算出し、算出放射能量を積算して放射性廃棄物収納容器内の放射能量を求めるように設定したことを特徴とする放射性廃棄物収納容器用放射能濃度測定装置。
IPC (2件):
G01T 1/167 ,  G21F 9/36 511
引用特許:
審査官引用 (10件)
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