特許
J-GLOBAL ID:200903007465084456

水中観測システム

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-342153
公開番号(公開出願番号):特開平6-194193
出願日: 1992年12月22日
公開日(公表日): 1994年07月15日
要約:
【要約】【目的】海底に設置する観測装置内に超精密時計を必要とせず、また海上または陸上に設けた基地装置と観測装置間を非常に長く、しかも高価なケーブルで接続する必要もなく、高い時刻精度で観測データの入手までの遅れも短く、無人で海底付近の環境観測を行う。【構成】海底に設置する観測装置1に複数のブイ2a〜2jを設け、一定期間毎に観測装置1からブイが分離し海面にまで浮上する。各ブイは観測装置1内の時計回路と同一時刻を計時し、海面に達した時GPS受信装置により基準時刻を測定し、観測装置内の時計回路の時刻を校正し、観測装置に記憶された観測データを基地装置3に対し無線送信する。基地装置3では、一連の観測データを受信し、記憶する。【効果】時計回路の時刻を誤差の大きくなる前に定期的に校正するようにしたため、観測装置1内の時計回路として超高精度な時計回路は不要となり、また、観測装置1から基地装置3間を浮上するブイを介して観測データ無線送信するので、非常に長いケーブルで接続する必要もなくなる。
請求項(抜粋):
海底周囲の環境を測定する手段と、時刻を計時する時計回路と、時刻データとともに観測データを記憶するデータ記憶手段とを備え、海底付近に設置される観測装置と、前記時計回路の時刻を基準時刻に合わせる校正手段と、前記データ記憶手段に記憶されたデータを読み出すとともに、これを記憶するデータ記憶手段とを備えた外部データ処理装置からなる海底観測システム。
IPC (3件):
G01D 21/00 ,  G04G 5/00 ,  H04B 7/24
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭60-174538
  • 特開昭62-175690
  • 特開平4-359189

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