特許
J-GLOBAL ID:200903007484317526

データ転送制御装置、データ転送制御方法及びデータ転送制御プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-050492
公開番号(公開出願番号):特開2005-244517
出願日: 2004年02月25日
公開日(公表日): 2005年09月08日
要約:
【課題】 帯域遅延積の大きいネットワークにおいて、バースト的なパケットの送出を未然に防止し、ネットワークに接続されたノードに対する負荷の軽減と、ネットワークの帯域の有効利用を図るデータ転送制御装置を提供する。【解決手段】 伝送帯域を推定し、その推定した帯域推定値と、TCPにより測定されるRTT(Round Trip Time)との積で帯域遅延積(Wop)を算出し、該算出した帯域遅延積(Wop)を基に、送信ウインドウサイズ(cwnd)を、帯域遅延積(Wop)×(1-e-γt)の型(γ=α×MTU/(Wop×RTT)、α=定数、MTU=最大転送単位、Wop=帯域遅延積、t=時間)で帯域遅延積(Wop)に収束させ、更に、1tick内において送出可能なTCPの送出レートに上限値(上限値=帯域推定値×Tick時間×(1+δ))を設定する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
TCP(Transmition Control Protocol)による輻輳制御を行い、データ転送を行うデータ転送制御装置であって、 伝送帯域を推定する帯域推定手段と、 前記帯域推定手段により推定された帯域と、前記TCPにより測定されるRTT(Round Trip Time)との積で帯域遅延積を算出する帯域算出手段と、 前記帯域算出手段により算出された帯域遅延積を基に、送信ウインドウサイズの値が小さい期間は送信ウインドウサイズを速く増加させ、且つ、送信ウインドウサイズの値が前記帯域遅延積に近づくにつれて送信ウインドウサイズをゆっくりと増加させるように、送信ウインドウサイズを前記帯域遅延積に収束させる収束手段と、 基本周期である1tick内においてデータ転送を可能とするデータ転送量の上限値を設定する設定手段と、 前記設定手段により設定された前記上限値を基に、前記収束手段により前記帯域遅延積に収束させる前記送信ウインドウサイズでデータ転送を行うデータ転送手段と、 を有することを特徴とするデータ転送制御装置。
IPC (1件):
H04L12/56
FI (1件):
H04L12/56 200D
Fターム (8件):
5K030GA03 ,  5K030HA08 ,  5K030HD03 ,  5K030KA03 ,  5K030LC03 ,  5K030LC09 ,  5K030LD18 ,  5K030MB02
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • フロ-制御方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-014110   出願人:株式会社超高速ネットワーク・コンピュータ技術研究所

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