特許
J-GLOBAL ID:200903007590019887

フィールドバス伝送信号のジッタ補正回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森田 雄一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-108380
公開番号(公開出願番号):特開平11-308282
出願日: 1998年04月20日
公開日(公表日): 1999年11月05日
要約:
【要約】【課題】 フィールドバス(H1)規格の伝送信号の場合、長距離伝送で劣化したジッタ特性を調歩同期方式を用いて補正することができなかった。【解決手段】 フィールドバス(H1)規格の伝送信号を想定し、レベル変化点検出間隔間とその理想値(1bitまたは1/2bit相当の時間)との差からジッタを求める。ジッタ補正のための入出力間の遅延時間を前回の値からジッタ分差し引いた値にする。ここでジッタの極性を進み方向が-、遅れ方向が十とし、ジッタの進み方向で遅延時間をその分大きくし、遅れ方向で小さくする。また、遅延時間が予め定めた範囲を外れる場合は更にクロックの1周期分増減する。
請求項(抜粋):
入力信号をサンプリングする際に用いる第1のクロック信号を発生するクロック回路と、入力信号を補正して出力する際に用いる第2のクロック信号を発生するクロック回路と、フィールドバスの伝送信号を第1のクロック信号でサンプリングするサンプリング回路と、サンプリングされた伝送信号のレベル変化点を検出する検出回路と、検出されたレベル変化点とその次に検出されるレベル変化点との間隔を第1のクロック信号のパルス数を用いて計測する計測手段と、計測されたレベル変化点間隔と伝送信号規格を比較してレベル変化点のジッタを算出する演算手段と、得られたジッタの値からジッタを補正するための出力信号の遅延量を算出する演算手段と、得られた遅延量を用いてサンプリングされた伝送信号を第2のクロック信号にもとづき前記遅延量だけ遅延させて出力する出力回路と、を備えたことを特徴とするフィールドバス伝送信号のジッタ補正回路。
IPC (3件):
H04L 25/40 ,  H04L 7/00 ,  H04L 25/08
FI (3件):
H04L 25/40 C ,  H04L 7/00 Z ,  H04L 25/08 Z
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • ジッタ抑制回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-296192   出願人:株式会社フジクラ
  • 特開平2-260815

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