特許
J-GLOBAL ID:200903007641493945

アレーアンテナの制御装置及び制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-268608
公開番号(公開出願番号):特開2002-076747
出願日: 2000年09月05日
公開日(公表日): 2002年03月15日
要約:
【要約】【課題】 従来例に比較して構成が簡単であって、時間的にかつビーム形成方向として正確にビーム・ヌル制御ができる。【解決手段】 可変移相器3-1乃至3-Nは、複数N個のアンテナ素子からなるアレーアンテナ100によって受信された複数N個の無線信号をそれぞれ所定の移相量だけ移相させ、合成器4は移相された複数N個の無線信号を合成して出力する。復調器7は合成後の無線信号をベースバンド信号に復調し、時分割フィルタバンク回路10は復調されたベースバンド信号に基づいて1つの非摂動項のサンプル信号と系列信号内の摂動項の複数のサンプル信号とが異なる出力信号として出力されるように時分割処理を行う。ビーム制御回路20は、時分割処理後の信号に基づいてアレーアンテナ100の主ビームを所定の方向に向けるような所定の適応ビーム制御法を用いて、可変移相器3-1乃至3-Nの各移相量を計算して出力して適応ビーム制御を行う。
請求項(抜粋):
複数N個のアンテナ素子が互いに所定の間隔で並置されてなるアレーアンテナの各アンテナ素子で受信された複数N個の無線信号をそれぞれ所定の移相量だけ移相させて出力する複数N個の移相手段と、上記各移相手段から出力される複数N個の無線信号を合成して、合成後の無線信号を出力する合成手段と、上記合成手段から出力される無線信号をベースバンド信号に復調して出力する復調手段と、上記復調手段から出力されるベースバンド信号を所定の利得で利得制御して出力する利得制御手段と、上記利得制御手段から出力されるベースバンド信号と所定値の基準信号との間の誤差信号を発生して出力する減算手段と、上記複数の移相手段の各移相量をそれぞれ所定のシフト量だけ摂動させ、各移相量に対する、上記減算手段から出力される誤差信号の電力の傾斜ベクトルを計算し、計算された誤差信号の電力の傾斜ベクトルと上記誤差信号に基づいて当該誤差信号が最小となるように、上記アレーアンテナの主ビームを所定の方向に向けるための各移相量及び上記利得制御手段の利得を計算してそれぞれ上記各移相手段及び上記利得制御手段に出力する制御手段とを備えたアレーアンテナの制御装置において、上記ベースバンド信号は複数個のサンプル信号を含む系列信号を含み、上記復調手段と上記利得制御手段との間、又は上記利得制御手段と上記制御手段及び上記減算手段との間に挿入して設けられ、入力されるベースバンド信号に基づいて、摂動されない期間における少なくとも1つのサンプル信号と、摂動された期間における上記系列信号内の複数のサンプル信号とが異なる出力信号として出力されるように時分割処理を実行する時分割処理手段をさらに備えたことを特徴とするアレーアンテナの制御装置。
IPC (3件):
H01Q 3/26 ,  H04B 7/08 ,  H04B 7/10
FI (3件):
H01Q 3/26 Z ,  H04B 7/08 D ,  H04B 7/10 A
Fターム (27件):
5J021AA05 ,  5J021AA06 ,  5J021CA06 ,  5J021DB02 ,  5J021DB03 ,  5J021DB04 ,  5J021EA04 ,  5J021FA05 ,  5J021FA14 ,  5J021FA15 ,  5J021FA16 ,  5J021FA17 ,  5J021FA20 ,  5J021FA23 ,  5J021FA24 ,  5J021FA26 ,  5J021FA29 ,  5J021FA30 ,  5J021FA31 ,  5J021FA32 ,  5J021GA02 ,  5J021HA05 ,  5J021HA10 ,  5K059CC03 ,  5K059CC04 ,  5K059DD37 ,  5K059EE02
引用特許:
出願人引用 (3件)

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