特許
J-GLOBAL ID:200903007651362148

アルミニウム電解コンデンサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岩橋 文雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-255249
公開番号(公開出願番号):特開2000-188240
出願日: 1999年09月09日
公開日(公表日): 2000年07月04日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 水を多量に含むことで引火点の存在しない電解液を用いたアルミニウム電解コンデンサを高温下で長時間使用した場合に見られる外観変化、特性劣化の少ない信頼性の高いアルミニウム電解コンデンサを提供することを目的とする。【解決手段】 駆動用電解液の含水率が20〜90wt%であり、かつ(化1)で示される有機カルボン酸、(化2)で示される有機カルボン酸もしくはこれらのアンモニウム塩より選ばれる一種以上の化合物を1wt%以上含有し、引火点を有さないものであり、かつ駆動用電解液の凝固点が-10°C以下であり、かつ前記封口材の含有塩素量が封口材重量に対して300ppm以下であり、かつ20°C、100kHzにおけるインピーダンスに対する-10°C,100kHzのインピーダンス比が4以下である定格電圧100V以下のアルミニウム電解コンデンサ。【化1】【化2】
請求項(抜粋):
表面に酸化アルミニウムからなる誘電体層を形成した陽極アルミニウム箔と陰極アルミニウム箔をその間にセパレータを介在させて巻回することにより構成されたコンデンサ素子に駆動用電解液を含浸し、前記コンデンサ素子を有底筒状のアルミニウムケースに収納した後、このアルミニウムケースの開口部を封口材で封止したアルミニウム電解コンデンサにおいて、前記駆動用電解液の含水率が20〜90wt%であり、かつ駆動用電解液が蟻酸アンモニウム、酢酸アンモニウム、乳酸アンモニウム、グリコール酸アンモニウム、蓚酸アンモニウム、琥珀酸アンモニウム、マロン酸アンモニウム、アジピン酸アンモニウム、安息香酸アンモニウム、グルタル酸アンモニウム、アゼライン酸アンモニウムより選ばれる一種以上の化合物を主電解質として含有し、かつトリメチルアジピン酸、1,6-デカンジカルボン酸、セバシン酸、1,7-オクタンジカルボン酸、ブチルオクタンジカルボン酸、3-tert-ブチルアジピン酸、3-tert-オクチルヘキサン二酸、3-n-ドデシルヘキサン二酸、(化1)で示される有機カルボン酸、(化2)で示される有機カルボン酸もしくはこれらのアンモニウム塩より選ばれる一種以上の化合物を1wt%以上含有し、引火点を有さないものであり、かつ駆動用電解液の凝固点が-10°C以下であり、かつ前記封口材の含有塩素量が封口材重量に対して300ppm以下であり、かつ20°C、100kHzにおけるインピーダンスに対する-10°C、100kHzのインピーダンス比が4以下である定格電圧100V以下のアルミニウム電解コンデンサ。【化1】【化2】
IPC (3件):
H01G 9/035 ,  H01G 9/10 ,  H01G 9/14
FI (3件):
H01G 9/02 311 ,  H01G 9/10 E ,  H01G 9/14 A
引用特許:
審査官引用 (27件)
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