特許
J-GLOBAL ID:200903007660367993

防振支持装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-082836
公開番号(公開出願番号):特開平9-273585
出願日: 1996年04月04日
公開日(公表日): 1997年10月21日
要約:
【要約】【課題】エンジン等の振動体と車体等の支持体との間に介装される支持弾性体内に流体室を構成し、その流体室の容積を可動板で変動させて振動体からの振動を能動的に減衰する防振支持装置にあって、当該可動板を駆動する電磁アクチュエータのヨークに、永久磁石や励磁コイル等の構成部材を機械的固定手段で固定することにより、それらが外れてしまうのを抑制防止して耐久性能を確保する。【解決手段】アクチュエータサブケース41内に緊密に収納されるヨーク52aを分割し、その内側部材52a2 に、励磁コイル52bが巻回されたボビン52b1 をネジ止め固定すると共に、当該ボビン52b1 の可動板46側に配設されるリング状の金属薄板からなる非磁性部材2と、その内側の永久磁石52cの可動板46側に配設される円板状の金属薄板からなる磁性部材1とを溶接固定し、その外周端部を、ボビン52b1 の上端フランジにかしめて固定する。
請求項(抜粋):
振動体及び支持体間に介在する支持弾性体と、この支持弾性体に連設された収納体と、前記支持弾性体内に画成され且つ内部に流体が封入された流体室と、前記振動体から支持弾性体を通じて流体室に入力される振動を減衰するために当該流体室に設けられたオリフィス及びダイアフラムと、前記流体室の隔壁の一部を形成し且つその流体室の容積を変化させる方向に変位可能で且つ磁性可能な可動板と、前記収納体内に配設されて前記可動板に変位力を付与する電磁アクチュエータと、前記振動体から支持体に伝達される振動が低減するように前記電磁アクチュエータに制御信号を供給する制御手段と、前記可動板を前記電磁アクチュエータに対して所定位置に維持するために当該可動板と前記収納体又は電磁アクチュエータとの間に介装された弾性部材と、前記電磁アクチュエータを前記流体室から隔離するために前記可動板と収納体又は電磁アクチュエータとの間に配設されたシール部材とを備え、前記電磁アクチュエータは、前記磁性可能な可動板を常時吸引するための永久磁石と、当該永久磁石の周りに配設される励磁コイルと、前記永久磁石及び励磁コイルを固定して、それらと前記可動板との間に磁路を形成するヨークとを備えた防止支持装置において、少なくとも前記永久磁石の可動板側が磁性部材で且つ励磁コイルの可動板側が非磁性部材からなる固定手段により、当該永久磁石及び励磁コイルを前記ヨークに固定したことを特徴とする防振支持装置。
IPC (3件):
F16F 13/06 ,  B60K 5/12 ,  F16F 13/26
FI (3件):
F16F 13/00 620 U ,  B60K 5/12 F ,  F16F 13/00 630 C
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 流体封入式防振装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-180618   出願人:東海ゴム工業株式会社, 株式会社トーキン
  • 防振装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-030706   出願人:株式会社ブリヂストン
  • 流体封入式防振装置の製作方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-349585   出願人:東海ゴム工業株式会社

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