特許
J-GLOBAL ID:200903007664133326

天然沸石を加工してなる濾材およびそれを用いた濾過方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西沢 茂稔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-058509
公開番号(公開出願番号):特開平10-235340
出願日: 1997年02月25日
公開日(公表日): 1998年09月08日
要約:
【要約】【課題】 従来の方法では、濾過が困難な有害・汚染物質を除去するに適した濾材および濾過方法を提供する。【解決手段】 酸の水溶液を用いて粉砕した天然沸石を浸漬処理した後、アルカリの水溶液で中和処理し、洗浄して付着している無機、有機物質の不純物を分解除去し、更に、酸化剤または還元剤の水溶液に前記処理済の沸石を浸漬して表面を活性化した後、洗浄、乾燥し、加熱して焼結し、粒子状のものを選別したものを濾材とし、それに酸化剤およびアルカリの水溶液を順次注入して、濾材の表面に酸化剤の分解により発生する発生期の酸素により電荷、活性点を発生させ、更に、凝集剤およびアルカリを用いて排水中の有害・汚染物質を中和処理し、濾材を通過させ、生成した水酸化アルミニウムと有害・汚染物質のコロイド状粒子物質が有する電荷、活性点を前記濾材の表面に生じた電荷・活性点により中和または抑制して濾材の表面で有害・汚染物質を凝集させ、濾材の表面に吸着させて除去する。
請求項(抜粋):
天然沸石を粉砕して、酸の水溶液を用いて天然沸石を浸漬処理した後、アルカリの水溶液で中和処理し洗浄して天然沸石に付着している無機物質および有機物質の不純物を分解除去し、更に、酸化剤または還元剤の水溶液に前記処理済の沸石を浸漬して表面を活性化した後、洗浄、乾燥し、加熱して焼結し、粒子状のものを選別してなる濾材。
IPC (4件):
C02F 1/28 ,  B01J 20/02 ,  B01J 20/32 ,  C02F 1/52
FI (4件):
C02F 1/28 E ,  B01J 20/02 Z ,  B01J 20/32 Z ,  C02F 1/52 Z
引用特許:
審査官引用 (1件)

前のページに戻る