特許
J-GLOBAL ID:200903007687064496

転がり案内装置の移動ブロックの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 世良 和信 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-127895
公開番号(公開出願番号):特開平9-291938
出願日: 1996年04月23日
公開日(公表日): 1997年11月11日
要約:
【要約】【課題】 小型の金型で、且つ、成形された循環路形成体の強度を確保することができる移動ブロックの製造方法を提供する。【解決手段】 相対向する一対の脚部4aと該両脚部4aを連結する連結部4bとから断面が略コ字状に形成されたブロック本体4を有し、該ブロック本体4の両脚部4aに、多数の転動体を循環案内する樹脂製の循環路形成体5がインサート成形され、前記コ字状の内部に挿入された案内レール上を前記転動体が転動しながら循環することにより移動する移動ブロック1の製造方法において、前記両脚部4aの一方を金型10,11に挿入してインサート成形により一方の循環路形成体5を形成し、離型した後、該金型10,11に他方の脚部4aを挿入して他方の循環路形成体5をインサート成形した。
請求項(抜粋):
相対向する一対の脚部と該両脚部を連結する連結部とから断面が略コ字状に形成されたブロック本体を有し、該ブロック本体の両脚部に、多数の転動体を循環案内する循環路形成体がインサート成形されて移動ブロックが構成され、該移動ブロックが前記コ字状の内部に挿入された案内レール上を前記転動体を介して移動するように構成され、前記循環路形成体が、ブロック本体の負荷域の負荷転動体転走部の側縁に形成され軌道レールから移動ブロックを抜き出し際の転動体の脱落を防止する転動体保持部と、前記負荷転動体転走部と平行に延びる無負荷域の転動体戻し通路を形成する戻し通路形成部と、ブロック本体の両端に形成され負荷転動体転走部と戻し通路間を連通する方向転換路の少なくとも一部を形成する方向転換路形成部の内の少なくとも一つを備えている転がり案内装置の移動ブロックの製造方法において、前記両脚部の一方を金型に挿入してインサート成形により一方の循環路形成体を形成し、離型した後、該金型に他方の脚部を挿入して他方の循環路形成体をインサート成形したことを特徴とする転がり案内装置の移動ブロックの製造方法。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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