特許
J-GLOBAL ID:200903007735027417

自動車の前部車体構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-041317
公開番号(公開出願番号):特開2002-240738
出願日: 2001年02月19日
公開日(公表日): 2002年08月28日
要約:
【要約】【課題】 前面衝突の途中で、フロントサイドフレームの変形モードを確実に切り換えて、狙い通りに車体減速度を降下させることにより、乗員に作用する衝撃荷重を低減する。【解決手段】 フロントサイドフレーム11,11の下方にペリメータフレーム30を設け、そのペリメータフレーム30の各サイドメンバ部33,33の前側及び後側をそれぞれ各フロントサイドフレーム11,11及びダッシュロアレインフォースメント22,22に固定する。該各サイドメンバ部33,33を、衝突の際に、その中間部分が下方へ屈曲するように構成し、該それぞれの中間部分を各フロントサイドフレーム11,11に連結する連結部材50,50を設ける。連結部材50には、衝突時に、乗員を拘束するシートベルトの伸びが最大となる直前に破断するように切り欠き部50aを設ける。
請求項(抜粋):
車体前部の左右両側において各々車体前後方向に延びるように一対のフロントサイドフレームが設けられるとともに、該各フロントサイドフレームの下方においてそれぞれ車体前後方向に延びる一対のサイドメンバ部を有するペリメータフレームが配設され、その各サイドメンバ部の前端側が各フロントサイドフレームの前端側に設けられた前端側固定部に固定される一方、各サイドメンバ部の後端側が各フロントサイドフレームの後端側ないしその近傍の車体構成部材に設けられた後端側固定部に固定された自動車の前部車体構造において、前記ペリメータフレームの各サイドメンバ部を、それぞれ、前記前端側及び後端側固定部の中間部分において各フロントサイドフレームに連結する連結部材が設けられ、前記各サイドメンバ部は、前記フロントサイドフレームが圧縮荷重を受けて変形するときに、前記中間部分において下方へ折れ曲がるように構成され、前記連結部材には、前記サイドメンバ部の折れ曲がりによって作用する引張荷重が設定値よりも大きくなったときに分離する分離起点部が設けられていることを特徴とする自動車の前部車体構造。
IPC (4件):
B62D 21/15 ,  B60R 21/02 ,  B62D 21/00 ,  B62D 25/20
FI (4件):
B62D 21/15 A ,  B60R 21/02 M ,  B62D 21/00 B ,  B62D 25/20 C
Fターム (3件):
3D003AA05 ,  3D003BB01 ,  3D003CA09
引用特許:
審査官引用 (3件)

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