特許
J-GLOBAL ID:200903007740720503

ウッドクラブヘッドの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-266527
公開番号(公開出願番号):特開2004-097670
出願日: 2002年09月12日
公開日(公表日): 2004年04月02日
要約:
【課題】本体が複合材料であり、フェース面が金属のウッドクラブヘッドを簡単な製造工程により作製可能なウッドクラブヘッドの製造方法を提供する。【解決手段】第1ベースダイ11、第2ベースダイ12および圧縮ダイ13を設置する。可動モールド27、リング枠28および底板29を用意して、第1ベースダイ11の凹型ダイ部18に据え付ける。第1ベースダイ11および第2ベースダイ12を内側が密接するよう近づけることにより、上面から内へと延伸するホール35を形成し、そこに適量のBMC36を入れる。圧縮ダイ13をホール35に所定の深さまで入れると、BMC36は圧縮されてダイホール37内に充填する。BMC36が固形化してから第1ベースダイ11、第2ベースダイ12および圧縮ダイ13をはずし、できあがった本体を取り出す。最後に本体に上殻および前殻を接合する。【選択図】 図5
請求項(抜粋):
(a)第1のベースダイ、第2のベースダイおよび圧縮ダイを設置するスラップであって、2つの該ベースダイは駆動されて横向きに接近または分離可能であり、該ベースダイの内側にはそれぞれ他方に向いた凹みがあって、該凹みはベースダイの上面から下へと延伸する溝部と、溝部の底端に連接された凹型ダイ部とを備え、2つの該ベースダイが合わさると、2つの該溝部および2つの該凹型ダイ部がそれぞれ相互に対応し、圧縮ダイは2つの該ベースダイの上方に位置して、駆動されて上下に移動可能であり、該圧縮ダイの最底端は凸型ダイ部で、該凸型ダイ部の上方は塞部であるステップと、 (b)2つの該ベースダイを、相対的に内側面の周辺が密接するまで近づけて、2つの該凹みを合わせてベースダイ上面から内へと延伸するホールを形成させ、該ホール底端の側壁上には凸壁があり、その輪郭は製造しようとするウッドクラブヘッドのフェイス面の形状にほぼ対応していて、該凸壁の外周は環状凸片で囲まれ、該ホールの底面に金属底板を設けるステップと、 (c)適量のBMCを該ホール内に入れるステップと、 (d)該圧縮ダイを該溝部から該ホール内に所定の深さまで伸入させ、該圧縮ダイの塞部で該溝部をふさぎ、圧縮ダイの凸型ダイ部と該2つのベースダイの凹型ダイ部との間にダイホールを形成させ、該ダイホールは該凸壁に対応する部分に片状空間を形成し、該BMCは該圧縮ダイに圧縮されて該ダイホールに充填するとともに該底板を被覆するステップと、 (e)該BMCが硬化して固形化したら、該2つのベースダイおよび圧縮ダイを相対的に分離させ、材質が複合材料で且つ形状がダイホールに対応する本体を取得し、該本体はベース殻を備え、該ベース殻は該片状空間に対応する前壁を備えていて、該前壁の正面周縁には該環状凸片に対応する環状嵌込溝があり、該ベース殻の上部に上側開口部を形成し、該底板は該ベース殻の底部に嵌合させて、底面は外に露出させるステップと、 (f)上殻と前殻を該本体に接合して、前記ウッドクラブヘッドを形成し、該上殻を該ベース殻の上側開口部に合わせて上殻周縁を該開口部周縁に固着させ、該前殻の材質は金属でフェース面を備え、該フェース面の周縁から後向きに周壁が突起していて、該周壁の後端には環状の嵌合縁があり、該前殻の後端の環状嵌合縁を該ベース殻正面の環状嵌込溝に嵌め入れて、該周壁の後端を該ベース殻の正面周縁に固着させるステップとを含むことを特徴とするウッドクラブヘッドの製造方法。
IPC (2件):
A63B53/04 ,  A63B53/06
FI (3件):
A63B53/04 B ,  A63B53/04 C ,  A63B53/06 B
Fターム (8件):
2C002AA02 ,  2C002CH01 ,  2C002CH06 ,  2C002LL01 ,  2C002MM04 ,  2C002MM07 ,  2C002PP02 ,  2C002PP03
引用特許:
審査官引用 (15件)
全件表示

前のページに戻る