特許
J-GLOBAL ID:200903007755171131

積層フィルムの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久保山 隆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-060868
公開番号(公開出願番号):特開平8-258234
出願日: 1995年03月20日
公開日(公表日): 1996年10月08日
要約:
【要約】【構成】 プラスチック基材並びにポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、エチレン-ビニルエステル系共重合体樹脂及びエチレン-(メタ)アクリル酸エステル系共重合体樹脂からなる群から選ばれる一種である押出ラミネート用樹脂からなる積層フィルムの製造方法であって、特定の表面酸化処理工程、特定のオゾン処理工程及び特定の圧着工程を含み、前記表面酸化処理工程をインラインに設け、アンカーコート剤を使用せず、かつ加工速度が140m/分を越えることを特徴とする積層フィルムの製造方法。【効果】 高速加工に優れ、アンカーコート剤を使用することなく、強固に接着された積層フィルムを得ることができる。
請求項(抜粋):
プラスチック基材並びにポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、エチレン-ビニルエステル系共重合体樹脂及びエチレン-(メタ)アクリル酸エステル系共重合体樹脂からなる群から選ばれる一種である押出ラミネート用樹脂からなる積層フィルムの製造方法であって、下記(x)表面酸化処理工程、(y)オゾン処理工程及び(z)圧着工程を含み、(x)表面酸化処理工程をインラインに設け、アンカーコート剤を使用せず、かつ加工速度が140m/分を越えることを特徴とする積層フィルムの製造方法。(x)表面酸化処理工程プラスチック基材の少なくとも一面に表面酸化処理を施す工程。(y)オゾン処理工程押出ラミネート用樹脂を180〜340°Cの温度においてフィルム状に溶融押出し、該フィルムの少なくとも一面にオゾン処理を施す工程。(z)圧着工程表面酸化処理工程で得られたプラスチック基材の表面酸化処理面とオゾン処理工程で得られたフィルムのオゾン処理面とを接触させ、該フィルムと該プラスチック基材を圧着する工程であって、圧着に付すプラスチック基材の表面酸化処理面について、下記式で表される関係が成立する工程。(1)プラスチック基材がポリエステル系樹脂の場合△(O/C)≧0.08(2)プラスチック基材がポリエステル系樹脂以外の場合△(O/C)≧0.05ただし、△(O/C)=(O/C)* -(O/C)0 であり、ここで(O/C)0 は、表面酸化処理を行わない面のプラスチック基材表面について、ESCA法により測定した酸素原子と炭素原子の各原子数の比を表し、(O/C)* は表面酸化処理を行った面のプラスチック基材表面について、ESCA法により測定した酸素原子と炭素原子の各原子数の比を表す。
IPC (9件):
B32B 31/12 ,  B32B 27/00 ,  B32B 27/08 ,  B32B 27/28 101 ,  B32B 27/32 ,  B32B 31/20 ,  B32B 31/30 ,  C08J 7/00 ,  C08J 7/00 303
FI (9件):
B32B 31/12 ,  B32B 27/00 H ,  B32B 27/08 ,  B32B 27/28 101 ,  B32B 27/32 Z ,  B32B 31/20 ,  B32B 31/30 ,  C08J 7/00 A ,  C08J 7/00 303
引用特許:
審査官引用 (8件)
全件表示

前のページに戻る