特許
J-GLOBAL ID:200903007767305192

イメージ抑圧ミキサ回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 兼行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-258059
公開番号(公開出願番号):特開平8-125447
出願日: 1994年10月24日
公開日(公表日): 1996年05月17日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、素子の位相誤差によるイメージ抑圧比の劣化を補正し、かつ、素子の周波数特性を補って広帯域で十分なイメージ抑圧比が得られるイメージ抑圧ミキサ回路を提供することを目的とする。【構成】 単体ミキサ13a、13bはアンプ12a、12b、及びIF分配器14の各出力IF信号の周波数変換を行い位相検波された直流信号を出力する。ここで、単体ミキサ13a、13bから出力される直流信号のレベル差は、IF合成器7に入力される第1及び第2のIF信号の位相差となって現れる。比較器15は単体ミキサ13a、13bから出力されるDC信号のレベル差を求めて、IF合成器7に入力される第1及び第2のIF信号の位相差を算出する。駆動回路16は位相量を零とするような制御信号を生成して可変移相器10の位相量を制御する。
請求項(抜粋):
2分配した入力高周波信号を第1及び第2の局部発振周波数によりそれぞれ周波数変換して、互いに振幅が等しく、かつ、位相が90°異なる2つの中間周波信号に変換して一方は第1の中間周波信号として合成器の第1の入力端子へ供給し、他方は90°移相器により-90°移相して第2の中間周波信号として前記合成器の第2の入力端子に供給してそれぞれ合成することにより、イメージが抑圧された中間周波信号を該合成器より出力するイメージ抑圧ミキサ回路において、前記第1又は第2の中間周波信号の位相を制御信号に応じた位相量移相して前記合成器の第1又は第2の入力端子へ出力する可変移相器と、前記合成器の第1の入力端子の入力中間周波信号の一部を分岐する第1のカップラーと、前記合成器の第2の入力端子の入力中間周波信号の一部を分岐する第2のカップラーと、前記第1又は第2のカップラーにより分岐された中間周波信号の一部を更に分岐する第3のカップラーと、前記第1及び第2のカップラーより取り出された第1及び第2の中間周波信号を、それぞれ前記第3のカップラーにより取り出された中間周波信号との周波数変換を行って、前記第1及び第2の中間周波信号の位相に応じたレベルの第1及び第2の直流信号に変換する位相検出手段と、該位相検出手段より出力される該第1及び第2の直流信号をレベル比較して前記第1及び第2の中間周波信号の位相差に応じた誤差信号を出力する比較器と、該誤差信号に応じて制御信号を生成して前記可変移相器へ供給し、その移相量を前記位相差を零にするように制御する駆動回路とを有することを特徴とするイメージ抑圧ミキサ回路。
IPC (2件):
H03D 7/18 ,  H04B 1/26
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-219711
  • 周波数変換装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-142472   出願人:松下電器産業株式会社

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