特許
J-GLOBAL ID:200903007920070132
蒸気タービン静翼
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
石川 新 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-145940
公開番号(公開出願番号):特開平11-336503
出願日: 1998年05月27日
公開日(公表日): 1999年12月07日
要約:
【要約】【課題】 蒸気タービンの最終段に用いられる中空精密鋳造静翼に関し、ドレンの回収効率を向上させる。【解決手段】 静翼1内には外側シュラウド2から内側シュラウド3にわたって貫通する中空空胴4,5がリブ6で区分されてそれぞれ独立に設けられている。翼表面の腹側には複数の腹側スリット10〜20がそれぞれ直線状で、所定間隔を保ち、かつ平行に設けられる。又、背側にも背側スリット21〜26が所定間隔を保ち、直線状に設けられる。翼表面のドレンはそれぞれ複数の腹側スリット10〜20、背側スリット21〜26から独立した中空空胴5,4に入り、外側シュラウド2又は内側シュラウド3側から40〜43で示すように流出し、回収される。従来の中空空胴は単一のものであり、中空空胴に流入したドレンが背側から腹側スリットへ流出したが、本発明ではリブ6で中空空胴4,5に区分しているので逆流出が防止できる。
請求項(抜粋):
外側シュラウドから翼内部を通り内側シュラウドに貫通する空胴を有し、翼の腹側と背側には表面から前記空胴に連通すると共に互いに所定の間隔を保って上下方向に伸びる複数のスリットを有してなる蒸気タービン静翼において、前記空胴は前縁側と後縁側とにそれぞれ独立した空胴に区分し、同前縁側空胴には背側のスリットを、後縁側空胴には腹側のスリットをそれぞれ連通させたことを特徴とする蒸気タービン静翼。
IPC (2件):
F01D 9/02 102
, F01D 9/02 103
FI (2件):
F01D 9/02 102
, F01D 9/02 103
引用特許: