特許
J-GLOBAL ID:200903007924194910

トロイダル型無段変速機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 武男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-120593
公開番号(公開出願番号):特開平9-303509
出願日: 1996年05月15日
公開日(公表日): 1997年11月25日
要約:
【要約】【目的】 スラスト玉軸受26を構成する外輪30の曲げ剛性を向上させ、面圧が過度に上昇するのを防止する。又、この外輪30と変位軸7との嵌合強度を確保して、これら両部材30、7の嵌合部のがたつき防止を図る。【構成】 外輪30の内周縁部に、パワーローラ8の側に突出する円筒状の突出部37を形成する。この突出部37を形成した分、外輪30の曲げ剛性が向上し、この外輪30と変位軸7との嵌合部の軸方向長さが大きくなって、嵌合部の強度が向上する。
請求項(抜粋):
互いの内側面同士を対向させた状態で、互いに同心に、且つ回転自在に支持した第一、第二のディスクと、これら第一、第二のディスクの中心軸に対し捻れの位置にある枢軸を中心として揺動するトラニオンと、互いに偏心した支持軸部及び枢支軸部から成り、このうちの支持軸部を上記トラニオンに回転自在に支持し、枢支軸部を上記トラニオンの内側面から突出させた変位軸と、上記枢支軸部の周囲に転がり軸受を介して回転自在に支持した状態で、上記第一、第二の両ディスクの間に挟持したパワーローラと、上記転がり軸受を構成するスラスト軌道輪の外側面と上記トラニオンの内側面との間に設けて、上記パワーローラから上記スラスト軌道輪に加わるスラスト方向の荷重を支承しつつ、上記トラニオンに対するこのスラスト軌道輪の変位を許容するスラスト軸受とを備え、上記スラスト軌道輪は全体を円輪状に形成しており、その内周縁を上記枢支軸部の基端部に外嵌する事によりこの枢支軸部に固定しているトロイダル型無段変速機に於いて、上記スラスト軌道輪の片面内周寄り部分が上記パワーローラ側に突出しており、この突出分だけ上記スラスト軌道輪と枢支軸部との嵌合部の軸方向寸法が大きくなっている事を特徴とするトロイダル型無段変速機。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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