特許
J-GLOBAL ID:200903092842797931

トロイダル型無段変速機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-281490
公開番号(公開出願番号):特開平9-126288
出願日: 1995年10月30日
公開日(公表日): 1997年05月13日
要約:
【要約】【課題】 パワーローラ支持ベアリングのころがり素子上における荷重作用線を適切に傾斜させて、パワーローラ支持部材の変形がころがり素子の荷重分布を不均一にするようなものにならないようにする。【解決手段】 内輪3aとボール6との接点6aをパワーローラ回転軸線O2 から遠去け、外輪3bとボール6との接点6bを軸線O2 に接近させて、ボール6上の荷重作用線βを軸線O2 に対し傾斜させ、両者の交点e1 をトラニオン5の外輪支持面5aよりも内輪3aから遠い側に位置させる。パワーローラ挟圧力にともない内輪3aに入力される荷重は、作用線βに沿いボール6を経て外輪3bに伝達され、トラニオン5に達する。よって、見掛け上、パワーローラ支持部材の両端支持スパンを増大したと同じことになる。
請求項(抜粋):
同軸に対向配置された入出力コーンディスクと、これら入出力コーンディスク間に動力伝達可能に挟圧したパワーローラと、該パワーローラを回転自在に支持しつつパワーローラ回転軸線と直交する首振り軸線の周りに傾転可能なパワーローラ支持部材とを具え、前記パワーローラを、入出コーンディスクに摩擦接触する内輪と、前記挟圧にともない入出コーンディスクから前記内輪に入力される接触荷重をころがり素子を介して受け止める外輪とで構成し、この外輪を前記接触荷重に抗し、前記パワーローラ支持部材上の外輪支持面でパワーローラ回転軸線方向に支えるようにしたトロイダル型無段変速機において、前記ころがり素子上における前記接触荷重の作用線とパワーローラ回転軸線との交点が、前記外輪支持面よりも前記内輪から遠い側に位置するよう、前記作用線をパワーローラ回転軸線に対して傾斜させたことを特徴とするトロイダル型無段変速機。
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • パワーローラ用スラスト玉軸受
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-021415   出願人:日本精工株式会社
  • 特開昭63-038752
  • 特開昭63-038752
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