特許
J-GLOBAL ID:200903007965836110

電子鍵盤楽器におけるボイス割り当て装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 朝倉 正幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-196374
公開番号(公開出願番号):特開平11-024665
出願日: 1997年07月08日
公開日(公表日): 1999年01月29日
要約:
【要約】【課題】 同一の音色を使用しながら複音アサイン、単音アサインを切り換えることのできる電子鍵盤楽器におけるボイス割り当て装置を提供することが課題である。【解決手段】 単音、複音を切り換える際の要因として鍵盤を押鍵する強さを設定し、しきい値を「中程度」とし、これ以上の場合は複音、これ以下の場合は単音とすれば、鍵盤を比較的強く弾くと複音がアサインされ、比較的弱く弾くと単音がアサインされる。これにより、例えば、「ドミソ」の3音を比較的強く同時に押鍵すると、「ドミソ」の和音が発音される。そして、ある鍵盤xを弱めに押鍵するとこの鍵盤xには単音がアサインされるので、この音程の単音が発音されることになり、引き続き鍵盤xを押鍵した状態で他の鍵盤yを押鍵すると、鍵盤xに割り当てられたボイスが鍵盤yに移行してこの鍵盤yの音程の単音が発音されることになる。その後、この鍵盤yを離鍵すると鍵盤xが発音されることになる。これにより、スラーやトリルといった演奏法が可能となる。
請求項(抜粋):
電子鍵盤楽器にて押鍵された鍵盤に、単音、複音のいずれかのボイスを割り当てるボイス割り当て装置において、下記構成の要因設定手段、複音割り当て手段、単音割り当て手段を具備したことを特徴とする電子鍵盤楽器におけるボイス割り当て装置。(イ)要因設定手段:前記単音、複音を切り換える際の要因を設定する。(ロ)複音割り当て手段:前記要因設定手段にて複音が設定されている際に、押鍵された鍵盤入力に対して複音のボイスを割り当てる。(ハ)単音割り当て手段:前記要因設定手段にて単音が設定され、且つ、他に単音が割り当てられているボイスが存在しない場合には、押鍵される第1の鍵盤入力に対し、押鍵状態でこの第1の鍵盤に最も近い第2の鍵盤に割り当てられたボイスを第1の鍵盤に移行させて単音を割り当てる処理を行い、他に単音が割り当てられた第3の鍵盤が存在する場合には、この第3に割り当てられたボイスを第1の鍵盤に移行させて単音を割り当てる処理を行い、前記第3の鍵盤を押鍵した状態で前記第1の鍵盤を離鍵した場合には、第1の鍵盤に割り当てられた単音のボイスを第3の鍵盤に移行させる処理を行う。
IPC (2件):
G10H 1/10 ,  G10H 1/18 101
FI (2件):
G10H 1/10 Z ,  G10H 1/18 101
引用特許:
出願人引用 (5件)
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