特許
J-GLOBAL ID:200903007986441670

竪型冶金炉への合成樹脂材吹込み用ランス及び合成樹脂材吹込みを伴なう竪型冶金炉による溶銑の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高野 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-169258
公開番号(公開出願番号):特開2001-348605
出願日: 2000年06月06日
公開日(公表日): 2001年12月18日
要約:
【要約】【課題】 多量の合成樹脂材を吹込むランス、及び多量の合成樹脂材吹込みながら竪型冶金炉の操業を安定して行ない得る溶銑の製造方法を開発する。【解決手段】 ランス1先端の径方向中央部に合成樹脂材の噴出口6bを設け、その外周部に酸素又は酸素富化空気の噴出口7bを設け、当該ガスの導入流路の外周面に冷却用流体のジャケットを設ける。そして合成樹脂材噴出方向軸線が、ブローパイプの内壁面及び羽口内壁面のいずれとも衝突することなく、羽口前方のレースウェイ内部に向かうように構成し、且つ前記ガスの導入流路に螺旋状の仕切り8を1本ないし2本以上設ける。上記ランスの本体を、多重管で構成し、外側ジャケットよりも前方に突き出たランス先端部外周表面を耐火材料で被覆する。上記ランスを適切に用い、竪型冶金炉炉内へ粉体状、粒状、細片状の合成樹脂材を吹き込みつつ溶銑を製造する。
請求項(抜粋):
竪型冶金炉の羽口に取り付けられたブローパイプに挿入して装着され、当該竪型冶金炉炉内に合成樹脂材と酸素又は酸素富化空気とを吹き込むためのランスであって、当該ランス先端の径方向中央部に前記合成樹脂材の噴出口が設けられ、当該合成樹脂材噴出口の外周部に前記酸素又は酸素富化空気の噴出口が設けられ、そして、当該酸素又は酸素富化空気噴出口への当該酸素又は酸素富化空気の導入流路構成体の外周面に、冷却用流体のジャケットが設けられている合成樹脂材吹込みランスを構成し、前記合成樹脂材噴出口における当該合成樹脂材の噴出方向軸線が、前記ブローパイプの内壁面及び前記羽口内壁面のいずれとも衝突することなく、前記竪型冶金炉羽口の前方に形成されるレースウェイ内部に向かう方向に構成され、且つ、前記酸素又は酸素富化空気の導入流路は、進行方向が当該酸素又は酸素富化空気の流れ方向に向いた螺旋状に形成された1本ないし2本以上の流路で構成されていることを特徴とする、竪型冶金炉への合成樹脂材吹込み用ランス。
IPC (3件):
C21B 7/00 309 ,  C21B 5/00 319 ,  C21B 7/16 305
FI (3件):
C21B 7/00 309 ,  C21B 5/00 319 ,  C21B 7/16 305
Fターム (6件):
4K012BE01 ,  4K012BE08 ,  4K012BE09 ,  4K015AD02 ,  4K015AD03 ,  4K015FC03
引用特許:
審査官引用 (3件)

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