特許
J-GLOBAL ID:200903008006270502

管継手

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 孝一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-003065
公開番号(公開出願番号):特開平11-201347
出願日: 1998年01月09日
公開日(公表日): 1999年07月30日
要約:
【要約】【課題】 接続口部への管の差込み長さが十分に長いときにだけ押輪をねじ込んで管を抜け止めできるようにする。管の接続作業中に管を引き抜くことができなくする。【解決手段】 接続口部12を有する継手本体1と、弾性を備えた拡縮径可能な抜止めリング4と、押輪3と、抜止めリング支持体5とを備える。継手本体1側に設けた受面16と押輪3側に設けた押圧面35との間に、抜止めリング支持体5によって支持させた拡径状態の抜止めリング4を配備する。抜止めリング支持体5が管によって抜止めリング4から押し出されると、抜止めリング4がそれ自体の弾性により縮径して初期喰込み歯42を管の外周に喰い込ませる。
請求項(抜粋):
管が外嵌合される接続口部が同心状に突設された筒状の継手本体と、弾性を備えた拡縮径可能な抜止めリングと、上記継手本体にねじ合わせ可能でかつ上記管が挿通される押輪と、この押輪に挿通された上記管の先端部を挿入可能な輪部とこの輪部の径内方向に突き出てこの輪部に挿入された上記管の先端面が当接する当り部とを備えかつ上記抜止めリングに内嵌合されることによりその抜止めリングをその弾性に抗して拡径した状態で支持する抜止めリング支持体と、を備え、上記継手本体に上記接続口部の周囲に同心状に突出された突出部が具備され、その突出部と上記接続口部との間に上記抜止めリング支持体とその抜止めリング支持体の上記輪部に挿入された管の先端部とが挿入される管端挿入空間が形成され、上記突出部の端面に上記抜止めリングの一端部が当接される受面が形成され、上記押輪に上記抜止めリングの他端部を押圧する押圧面が具備されていると共に、それらの受面と押圧面とは、上記継手本体に上記押輪がねじ込まれている状態で互いに接近するほど漸次径大となるテーパ状に形成されており、上記突出部の上記受面と上記押輪の上記押圧面との間に配備される上記抜止めリングの内周側に、この抜止めリングに内嵌合されている上記抜止めリング支持体が上記管によってこの抜止めリングから押し出されてその抜止めリングがそれ自体の弾性により縮径したときに上記管の外周に掛止する初期喰込み歯と、上記突出部の上記受面とその継手本体にねじ合わされた上記押輪の上記押圧面とにより挾圧されてそれらの受面と押圧面とに摺動しつつ上記抜止めリングが縮径されたときに管の外周に喰い込む突歯とが設けられていることを特徴とする管継手。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 管継手
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-102563   出願人:日立金属株式会社
  • 樹脂チュ-ブ用金属製管継手
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-219541   出願人:株式会社ナニワ製作所

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