特許
J-GLOBAL ID:200903008032439884

線形送信回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森本 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-132265
公開番号(公開出願番号):特開平6-350462
出願日: 1993年06月03日
公開日(公表日): 1994年12月22日
要約:
【要約】【目的】線形送信回路において簡素な回路で、非常に精度の良い線形性を持つ送信出力を得る。【構成】送信出力のモニタ出力は包絡線検波回路117に入力され、送信包絡線信号電圧Vdaが発生する。一方、I,Q信号発生器111の出力は基準包絡線発生器119にも入力され、基準包絡線信号となり、検波特性補償信号発生器1201とループ誤差補償信号発生器1202とから構成されるデータ信号発生回路120の出力とともに乗算器121に入力される。この乗算器出力はディジタル-アナログ信号変換器122とローパスフィルタ123を通り出力電圧Vdb2 となり、前述の送信包絡線信号電圧Vdaとともに誤差増幅器118に入力され、それらの差電圧を増幅した出力電圧Vdcが利得可変回路制御端子125に制御電圧として供給され、利得可変回路114の利得または減衰を制御する。
請求項(抜粋):
ベースバンドのI,Q信号を発生するI,Q信号発生器と、ローカル信号を発生するローカル信号発生器と、前記I,Q信号発生器の出力と前記ローカル信号発生器の出力とを入力とし、変調波を出力する直交変調器と、前記直交変調器の出力を入力とし、利得または減衰を可変する利得可変回路と、前記利得可変回路の出力を入力とし、高周波信号を増幅する電力増幅器と、前記電力増幅器の出力を入力とし、この高周波信号を送信出力とモニタ出力とに分ける分配器と、前記分配器のモニタ出力を入力とし、この入力された高周波信号を包絡線検波して送信包絡線信号電圧を得る包絡線検波回路と、前記I,Q信号発生器の出力を入力とし、基準包絡線信号を発生する基準包絡線信号発生器と、前記包絡線検波回路の入出力特性データおよびフィードバックループのループ誤差特性データを記憶しているメモリからなるデータ信号発生回路と、前記基準包絡線信号発生器出力と前記データ信号発生回路の出力とを乗算する乗算器と、前記乗算器の出力を入力とし、ディジタル-アナログ信号変換をするディジタル-アナログ信号変換器と、前記ディジタル-アナログ信号変換器の出力信号の周波数帯域制限をするローパスフィルタと、前記ローパスフィルタの出力信号と前記包絡線検波回路出力信号との誤差電圧を検出増幅する誤差増幅器とを備え、前記誤差増幅器の出力を制御信号とし、この制御信号を利得可変回路制御端子に入力して前記利得可変回路の利得または減衰を制御するようにフィードバックループを構成している線形送信回路。
IPC (3件):
H04B 1/04 ,  H04L 27/36 ,  H04L 27/20
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 特開平3-276923
  • 特開平4-156704
  • 特開平3-179927
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