特許
J-GLOBAL ID:200903008067092534

空間分割多重OFDM受信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 井出 直孝 ,  下平 俊直
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-046367
公開番号(公開出願番号):特開2004-260338
出願日: 2003年02月24日
公開日(公表日): 2004年09月16日
要約:
【課題】空間分割多重OFDM受信装置において、誤り率特性を改善する。【解決手段】選択ダイバーシチ受信で受信系統を選択する基準は、受信系統毎の各送信アンテナの伝達関数の電力の和の大きさに基づいている。ある受信系統において、各送信アンテナとの伝達関数の電力は各送信アンテナから単独で信号が送信された場合の受信電力を表す。したがって、伝達関数の電力は、空間分割多重OFDM信号が各送信アンテナから送信されたOFDM信号に分離された状態の受信電力を反映している。つまり、空間分割多重OFDM信号が各送信アンテナから送信されたOFDM信号に分離された状態の受信電力に基づいて受信系統の選択を行うことにより、受信信号のSNRが改善される受信系統の選択が行われて誤り率特性が改善される。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
L(L>0:整数)本の送信アンテナから同時に同一周波数を用いて送信されたL系統の異なるOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)信号系列が無線伝搬路上で重畳した空間分割多重OFDM信号をそれぞれ受信して受信処理を行うM(M>0:整数)個の受信手段と、 前記空間分割多重OFDM信号をそれぞれ受信してその受信電力を検出するM個の受信電力検出手段と、 第一の多入力多出力選択手段から出力されるN(0<N<M:整数)個の受信信号に対しフーリエ変換を行いそれぞれサブキャリア毎の空間分割多重信号に分離し、所定の空間分割多重サブキャリア信号を出力するN個のフーリエ変換手段と、 このN個のフーリエ変換手段によって出力された各空間分離多重サブキャリア信号を用いて各サブキャリアの送信アンテナ毎の伝達関数の推定をそれぞれ行うN個のチャネル推定手段と、 前記N個のフーリエ変換手段により出力された空間分割多重サブキャリア信号を、前記N個のチャネル推定手段から出力される各サブキャリアの伝達関数推定結果を用いてL個の前記送信アンテナからそれぞれ送信されたL個のサブキャリア変調信号に分離する空間分割多重信号分離手段と、 この空間分割多重信号分離手段から出力される前記サブキャリア変調信号を復調するサブキャリア復調手段と を備えた空間分割多重OFDM受信装置において、 M個の前記受信手段が出力する受信信号およびM個の前記受信電力検出手段が出力する受信電力に基づきL個の前記送信アンテナと各受信アンテナとの間のL個の伝達関数の電力の和をそれぞれ算出するM個の伝達関数電力検出手段と、 M個の前記伝達関数電力検出手段からそれぞれ出力されたL個の伝達関数の電力の和の大きさを比較してその比較結果情報を出力する第一の比較手段と を備え、 前記第一の多入力多出力選択手段は、M個の前記受信手段から出力される受信信号のうち、前記第一の比較手段の出力に基づいてL個の伝達関数の電力の和が大きい順番にN個(N<M:整数)の受信信号を選択して出力する手段を備えたことを特徴とする空間分割多重OFDM受信装置。
IPC (3件):
H04J15/00 ,  H04J11/00 ,  H04L1/02
FI (3件):
H04J15/00 ,  H04J11/00 Z ,  H04L1/02
Fターム (15件):
5K022DD01 ,  5K022DD13 ,  5K022DD19 ,  5K022DD23 ,  5K022DD33 ,  5K022FF01 ,  5K059CC03 ,  5K059DD01 ,  5K059DD02 ,  5K059DD04 ,  5K059DD16 ,  5K059DD24 ,  5K059DD25 ,  5K059DD44 ,  5K059EE02
引用特許:
出願人引用 (3件)

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