特許
J-GLOBAL ID:200903008163943235
耐遅れ破壊性に優れた部品の製造方法及びねじ部品の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
綿貫 達雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-151212
公開番号(公開出願番号):特開2002-346677
出願日: 2001年05月21日
公開日(公表日): 2002年12月03日
要約:
【要約】【課題】 高価な合金元素や、ショットピーニングを用いずに簡単な処理によって優れた耐遅れ破壊性を有する部品やねじ部品の製造方法を提供する。【解決手段】 ねじ部品の素形材13の軸部に予備転造14を施してねじ山を予備成形した後、調質熱処理15を施したうえに、仕上げ転造ダイスを用いてバニシング16を施してねじ山を最終形状に仕上げる。或いは、調質熱処理15を施した後に、軸部にバニシング16を兼ねてねじ転造を施す。部品がピン、プレートなどの場合にはバニシングとして軽度の引き抜き、ローラーによる軽圧下を施す。バニシングにより圧縮残留応力を付与して引張応力を軽減するとともに、導入された高密度の転位により侵入した水素原子を捕捉し無害な非拡散性水素として耐遅れ破壊性を向上させる。
請求項(抜粋):
部品を製造する加工工程において、最終の塑性加工としてバニシングを施して部品の表面部分に塑性変形を起こさせて所要寸法に仕上げるとともに、表面部分に圧縮残留応力を付与することを特徴とする耐遅れ破壊性に優れた部品の製造方法。
IPC (4件):
B21H 3/06
, B24B 39/04
, C21D 7/02
, F16B 33/06
FI (4件):
B21H 3/06 A
, B24B 39/04 Z
, C21D 7/02 D
, F16B 33/06 Z
Fターム (5件):
3C058AA01
, 3C058AA09
, 3C058AA12
, 3C058CA01
, 3C058CB05
引用特許:
審査官引用 (3件)
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特開昭47-030523
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高強度ボルトの製造方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-140947
出願人:本田技研工業株式会社, 株式会社名古屋螺子製作所, 大同特殊鋼株式会社
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特開昭47-030523
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